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    10月5日 第2344例会 |

    10月5日 第2344例会

    10月に入りました。今月は米山月間です。

    このことについては、後ほど卓話フォーラムで考えたいと思います。

    先月の解散を受け、10日公示、22日投票にむけて総選挙が動き出しました。この機会に、ロータリークラブと政治の関わりについて、基本文書に立ち返り原則を学んでおきたいと思います。

    「2016年手続要覧」、これを受けての  「2016年版豊中南ロータリークラブ定款・細則」に、基本的な立場が示されています。以下に定款16条を引用しておきます。

    第16条 地域社会、国家、および国際問題

    第1節 ― 適切な主題。地域社会、国家および世界の一般福祉にかかわる公共問題の功罪は、本クラブの会員にとって関心事であり、会員の啓発となり各自が自己の意見を形成する上で、クラブ会合における公正かつ理解を深める研究および討議の対象として適切な主題というべきである。しかしながら、クラブは、いかなる係争中の公共問題についても意見を表明してはならない。

    第2節 ― 支持の禁止。本クラブは、公職に対するいかなる候補者も支持または推薦してはならない。またいかなるクラブ会合においても、かかる候補者の長所または短所を討議してはならない。

    第3節 ― 政治的主題の禁止。

    (a) 決議および見解。本クラブは、政治的性質をもった世界問題または国際政策に関して、討議ないし見解を採択したり配布したりしてはならない。またこれに関して行動を起こしてはならない。

    (b) 嘆願。本クラブは、政治的性質をもった特定の国際問題の解決のために、クラブ、国民、政府に対して嘆願してはならない。また書状、演説、提案を配布してはならない。

     

    クラブとして社会的問題や公共性を帯びた議題を討議することは、よしとするが、態度表明や支持不支持の表明、嘆願行為はしてはならないということでしょうか。その一方で、一人の人間として、一人のロータリアンとしては積極的に社会的政治的問題について行動すべきであるとされています。このことは、ロータリー情報研究会発行の「ロータリー情報ハンドブック」の「政治」と いう項目で説明されています。

    政治(Politics)

    RIとその加盟クラブは党派的政治声明を発表することを控える。ロータリアンは、政府や行政当局に圧力をかけるような声明をすることを禁じられている。しかし、次のことを行うことはロータリアンの義務である。

    1)世界理解と平和というロータリーの目的の追求と、自己の職業および地元地域への奉仕に影響するものに限っては、クラブで、地元地域や世界各地の政治状況を検討すること。問題を公平な立場で、全体で討論した後、各会員がそれぞれ自分自身の結論を下せるよう、釣り合いのとれたプログラムと討論を通じて信頼できる情報を得るものと期待されている。

    2)クラブ以外では、すべての人の尊厳と個人の必然的人権の尊重に対する認識を高めるために、言葉ばかりでなく立派な行為を通じて、個人として、また、できるだけ多くの合法的グループおよび団体において、積極的に行動すること。

     

    総選挙という機会に、以上の考え方を学んで確認しておきたいと思います。

     

     

     

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