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    7月25日 第2149例会 |

    7月25日 第2149例会

     7月18日(木)佐々木新入会員の歓迎会を佐々木さん経営の服部笹庵でおこなわれました。当日は19名のメンバーが参加し、賑々しく入会をお祝いいたしました。二次会まで通して盛会裏に終了しました事、ご報告申し上げます。

     7月17日、皆様から頂いた「東日本大震災支援ボランティアバス」の寄付金の贈呈に、社会福祉協議会を訪問いたしました。

    贈呈側は豊中の4ロータリークラブと震災支援ボランティアバスを安価で提供する帝産観光バスのご担当者が、受領側は主催者である社会福祉協議会と当日ボランティアに参加する高校生が集まり開催されました。

    社会福祉協議会では震災直後から震災支援活動 を積極的に行い、今回は豊中の高校生と被災地の高校生とが交流を深める事を目的で実施される支援活動と理解しました。

    会員皆様の寄付が素晴らしい事業のお役に立てる事を報告させていただきます。

     今回の会長の時間はメンタルアカウティングについてお話しさせていただきます。

    アベノミクスの経済政策を好感してここ半年間、日経平均株価が上昇しています。

    株価の上昇は個人消費を刺激すると言われます。 例えば¥150万で買った株式の価格が¥200万になって現在その株を保有していると想定します。

    現実に¥50万の確定利益を手に入れた訳でもないのに、すっかり儲けた気になって贅沢をしてしまうような経験はないでしょうか。旅行などでついつい気が大きくなって、高い食事や買い物をしてしまう。この地でしか食べられないから、免税だから・・・

    ついつい自分に言い訳をして高い買い物をする。海外の免税店で購入し、消費税が5%免税になるよりか、百貨店の外商で10%割引してもらったほうが明らかに得なことはわかっていても海外旅行では気が大きくなる。¥500万予算で自動車を購入するとする。オプションで本皮シートが¥30万円、パワーシートだとさらに¥15万円、サンルーフが¥20万円、上質の塗装は¥10万・・・

    セールスマンに勧められるがままに、あるいは「せっかく買うのだから、どうせ買うのだったら」という自らの思いで予算を上乗せした経験。

    これらの心理は、すべてメンタルアカウティングが作用しています。それでは メンタルアカウティングとは何でしょう。

    直訳するとメンタルは“心”でアカウントは“口座”。

    『こころの会計』や『脳内の財布』といったイメージの和訳となり、シカゴ大学の行動経済学者、リチャード・タラー博士が提唱しました。

    博士によれば「人は同じ金銭であっても、その入手方法や使途に応じて重要度を分類し、扱い方を変えている」のだそうです。

    同じお金なのに審査基準、体感価格が違うと人間には心理的矛盾が表れ、昼食は吉野家の¥280牛丼を食べておきながら夜には居酒屋で¥300の冷奴を平気で注文してしまう不思議な金銭感覚もメンタルアカウンティングの象徴です。住宅購入資金で貯蓄した金利のつかないお金には手をつけず、3%の金利を支払ってでも車はローンで購入する。経済学理論的には矛盾しているが行動経済学ではメンタルアカウティングと説明します。

    人が意思決定を行うとき、特定の行動に伴う損失と利益を計算します。

    数式による計算のほかに『こころの会計の仕組み』が存在し、メンタルアカウントというバイアスを理解しないと質の高いロータリー事業や、職業奉仕は成立しません。

    <人間が経済学通りに動かない具体的なパターンとして、>

    1.真面目に質素な生活をして貯金ばかりして、 将来はたくさんの貯蓄をもつ

    2.欲望の赴くままに消費をし、将来貯蓄がない。3.真面目に質素な生活をしつつも時折贅沢をし て、1ほどではないが、そこそこの貯蓄をもつ  

    ↓      

    1. 経済学のモデルに沿った人間  

    →合理的経済人

    2.行動経済学の研究の対象

    3.経済学のモデルと行動経済学をうまくコント ロールする人

    我々ロータリアンは経済学と行動経済学を共に理解し、金銭感覚をもちつつ、ぶれない金銭感覚をもちつつ、地域社会に喜んでいただける事業展開をしようではありませんか。

     

     

     

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