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会長の時間 水野会長
8月24日の変革例会、阪急ターミナルビルでのビアガーデンは残念ながら悪天候で中止を余儀なくされました。
西野親睦委員長をはじめ例会親睦委員の皆さまにおかれましては折角の設営にも関わらず残念な思いをされた事とお察しします。
気を取り直してビアガーデンを超える変革例会の企画をお願いします。
今月のロータリークラブは「基本的教育と識字率の向上」月間です。
識字率とは日常生活の簡単な内容について読み書きができる15歳以上の人口割合とユネスコが定めています。
世界の識字率ランキングを見ると同率1位で100%がリヒテンシュタイン、北朝鮮、ノルウェー、バチカン市国、フィンランド、ルクセンブルグ、アンドラ、グリーンランドの8か国。
日本は99%で28位、世界平均は85.9%です。
昨今ではPCやスマホ普及の弊害で、ペンで字を書く機会が激減したように感じます。
たまに手書きの申請書などを書く折には漢字が思い出せなくなっています。
PC画面で変換し選択は可能ですが「自筆で書く」能力や「電話番号を暗記する」の能力が年のせいと相まって低下しつつあるのではないでしょうか。
基本的教育のレベルは勉強出来る機会と環境で差が付きます。
日本では義務教育が行き届いているので教育レベルが高いかというと必ずそうではありません。
昨今では国民の10%近くが何らかの精神疾患を抱えているデーターがあります。
適応障害等の精神疾患から不登校の生徒が増え、教育を受ける機会を失ってしまう社会現象が特に先進国で多発しています。
従業員、家族を含め10人に1人の割合で何らかの精神疾患があることを理解した上で手助けの出来る社会活動を行いましょう。
掲載日:2023年9月24日 | 目次:会長の時間に戻る
会長の時間 水野会長
Z世代の離職率防止 その1
「絶望の国の幸福な若者たち」の著者として有名な社会学者 古市 憲寿氏の講演に参加してまいりました。
「若者定着企業を作り上げろ!」がテーマで、我々中小企業経営者が昨今よく話題にするZ世代の早期退職にまつわる講演で興味深い内容だったので要点をお伝えします。
若い世代の生活満足度が上がっている。
縦軸を満足度、横軸を年齢としたらUの字を描き若者と高齢者の満足度が高い国が日本。
人間は年齢とともに体力が低下し欲望が減少し「あきらめる」事を知る。
若者が意識の中で諦めている結果、生活満足度が上がっていると分析する。
1980年代の若者の3年以内離職率は30%で現在も離職率は約30%と実はほぼ変わっていない。
Z世代だから離職率が高いというバイアスは捨てた方が良い。
景気が良い時代ほど退職してもすぐに就職先が決まるので離職率が高まる傾向にある。
また小規模事業所ほど3年以内に若者の離職率が高いデーターが出ている。
離職率はシンプルに景気と連動していると考えた方が良い。
若者が会社を辞める原因の三大要素は ①収入 ②労働条件 ③人間関係のミスマッチ。
現在のアメリカ人の平均時給は約320 USD/時
即ち¥4,500/時を超えている。
良い商品をより安く提供するのがこれまでの日本企業の美徳とされてきたが、世界から買いたたかれるだけで残念ながら昨今の国力低下の結果となった。
良い製品、サービスを高く購入していただく営業方針で、特に若手社員に還元する舵取りが必須となる。
利益体質企業にならないと若者離職率の原因である①収入と②労働条件は改善出来ない。
日本の企業は交渉力が弱い。
行列の出来る店はプライシングが誤っている。
ただ頑張る、エールを送るのでは意味が無い。特に若者にはインセンティブが必要。
はじめから出来る人はいないのでトライアル&エラーを行える環境が企業には必要。
われわれ中小企業の経営者は良い製品、サービスを、心を込めて提供し、利益の出る体質改善を行い、大企業より良い環境と給与体系を確立する事がサステナブル企業としてのキーワードになるのではないでしょうか。
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会長の時間 水野会長
8月は会員増強・新クラブ結成推進月間です。
延原ガバナーのメッセージを端的にお伝えします。
会員数減少に歯止めがかからない日本のロータリーにとって、会員増強は最大の課題です。
この先10年間で、わが国の人口はほぼ大阪府の人口に匹敵する約800万人も減少するとの予測もあります。
このような逆風の中、私たちは会員増強に努めなくてはなりません。
日本のロータリーで最も問題となるのは年齢と性別です。
2660地区のロータリアン年齢分布をみると、大半が50歳以上で、女性会員の割合は世界平均26%に対し約9%です。
インクルージョンとは帰属意識のことであり、「すべての人が、自分が大切にされていると感じる」ことへの配慮を必要とします。
開かれたインクルーシブなクラブ造りを目指し、若い人や女性の入会促進に努めましょう。
当クラブの平均年齢は62歳、ジェンダーバランスは女性会員率8%です。
平均年齢を見据えた上で若いメンバーと女性メンバーの会員増強が不可欠です。
今年度の当クラブのセールスポイントとして55周年記念事業と月一回の変革例会があります。
40代、50代の平均年齢を下げる世代の方が一緒に活動したいと思えるような企画を立案して下さい。
ジェンダーバランスを考慮すると若い女性の入会が理想中の理想です。
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会長の時間 水野会長
本日は第一回変革例会です。
単なる食事会ではなく、メンバーが楽しみ、学び、経験できるような、オブザーバーが思わず入会してしまうような内容の企画、運営をお願いする次第です。
今回のような親睦の要素が多い例会でもロータリークラブとしての例会はしっかり行う方針です。
今日の担当は親睦・例会委員会ですが、西野委員長がご欠席です。岡本副委員長に後の例会進行をお願いいたします。
次回8月24日の変革例会ご担当はクラブ奉仕委員会で西野委員長、北村副委員長、加藤会員、初波会員の役割です。先入観のない加藤会員、初波会員が中心となり変革例会を企画いただければ盛り上がるのではと期待しています。
9月21はガバナー補佐訪問と変革例会が重なった日程で親睦・例会委員会の担当です。
武枝ガバナー補佐も楽しみにしておられます。
西野委員長、岡本副委員長、喜多会員、初波会員、金会員、歳内会員、入江会員、宇田会員、藤本会員、森田会員の役割です。
メンバー皆様のご意見もいただきながら、わくわくするような内容の計画をお願いします。
掲載日:2023年8月10日 | 目次:会長の時間に戻る
7月のロータリークラブは母子の健康月間です。
すべての母子が質の高い医療を受けられるように、そして出産で命を落とす母親がいなくなり子供がすくすくと成長できるよう支援活動を行う月間です。
医療と社会保険先進国日本において出産で母親が命を落とすことはごくまれですが世界に目をむけると軽視できない確率で妊婦さんが死亡しています。
日本の妊産婦死亡率は10万人に対して3.4人 180か国中163位(低いほど死亡率が低い)と極めて安心して出産ができる国です。
死亡率が高いランキングは10万人に対し
1位 南スーダン 1150人 2位チャド 1140人
3位 シエラレオネ 1120人
4位 ナイジェリア917人 5位ソマリア829人
6位モーリタニア 766人といずれもアフリカ諸国です。
死亡率が低いランキングは
1位 ベラルーシ 2人 2位イタリア2人
3位ノルウェー2人 4位ポーランド2人
5位 チェコ 6位フィンランド3人と続き日本は17位となります。
経済的に発展していて政治情勢が安定している国の妊婦死亡率が低いといえます。
国民全員が必要な場面で必要な医療を受けられる点が大きな特徴です。
妊産婦死亡の94%が低・中所得国で発生していて、原因は医療が発達していない事と低年齢出産にあります。
救命力世界一宣言都市、豊中で暮らしていると安全すぎて世界の不安定な情勢を忘れがちです。
私の会社で外国人を3名雇用していて、タイ人の女性が一昨日服部駅周辺で財布を落とすアクシデントがありました。タイでは100%出てこないので完全に諦めていたところ交番に届いていると警察から電話があり無事手元に戻ったということです。
世界中でこんな国は無い!と涙ながらに話してくれました。
我々ロータリアンは7月の母子健康月間を機に、平和ボケせず、新興国の経済や医療について目を向け、出来る事をしなければならないのではないでしょうか。
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会長の時間 水野会長
この度、第55代会長に就任しました水野茂です。
35周年宮内年代に入会し、45周年の在籍10年の節目で一度会長を経験しています。
本年入会20年目で2回目の会長を務めさせていただきます。
豊中南RCもかなり新陳代謝があり、この10年で10人のメンバーが入れ替わっていて理事メンバーとして10年未満の新しいメンバーに多数参加いただいています。
7月3日に東京中央新RCの例会に友人の新会長就任祝いも兼ねて参加した折に心に残る言葉がありました。
RCは新しいメンバーが増えても井戸を掘った人の存在を忘れてはならない。
クラブの歴史を紡いだ先輩諸兄をさします。
当クラブでも新旧引継ぎ懇親会でPP北村会員が「豊中南RCの誕生日は6月です」とご教授いただきました。だれもが忘れていた事項です。
重鎮メンバーの声が大きすぎても若いメンバーがいつかなくなります。
このバランスをうまく保つのが入会20年の中堅会長の務めかと認識しています。
温故知新の精神を大切に55周年の歴史に恥じないような会長としてのクラブ運営を行う所存です。
1年間何卒宜しくお願いいたします。
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会長の時間 長谷川会長
本日は本年度最後の新旧引継ぎ懇親会です。
本年度の行事は今日ですべて終了となりますが、先週の例会の卓話「1年を顧みて」で今年度1年間の出来事を思い返してみましたが、コロナ禍で失われた3年間のロータリー活動が戻ってきた1年間だと感じました。
私も会長としてすべての例会、事業、地区の行事・会議に参加しましたが、やはりロータリーは参加することによってロータリーの楽しさを感じることを再認識することが出来ました。
我がクラブは岡本さんが最初に2回目の会長を務められ、二井さん、西野さんに続き私、そして来年水野さんと5人が2回会長職を務めております。
しかし、この2回目の流れもようやく終わりそうで、今後は若手が次々と会長になって行くと思います。ロータリーの会長は偉いからとかお金持ちだからなるのではなく、ロータリーマークの歯車のように順番に廻ってまいります。
そして会長になって初めて経験する楽しさや苦しみを味わいながら、メンバーだけでは見えない景色が見えてきます。
今後、理事・役員・会長エレクト等に指名された人は決して固辞することなく、「よろこんで」の精神ですべてを受け入れ、ロータリー生活を楽しんで下さい。
1年間会長職を務めあげた後には他では味わえないロータリークラブの素晴らしさと充実感を得ることができるでしょう。
次年度55周年を楽しみましょう。
掲載日:2023年7月15日 | 目次:会長の時間に戻る
2022-23年度 会長 長谷川 龍司
2022年7月7日第1回目の例会から私の会長年代が始まり、当初はまだまだコロナの影響が大きく、地区の会議等もWEBで開催されることも多かったです。7月8日には安部元首相が銃撃によって亡くなるという衝撃の事件がありました。
8月にはコロナ感染者が25万人にも増えて、又例会を休会にしなければならないかと危惧いたしましたが、27日には豊中千里RCと合同で淀川花火大会に観覧船に乗って、船上から見る迫力ある花火と豊中千里のメンバーとの懇親が深まり、非常に楽しい時間を過ごせました。そして、9月15日には職場見学として、堺市総合防災センターに訪問し、見学するだけでは無い、実際に消火器を使った消火訓練や煙の中を身をかがめて避難したりする訓練や心臓マッサージの体験をし、訓練を行う新しい防災センターを経験させていただきました。
その後の十三のおばんざい居酒屋での夕刻例会も本当に楽しい宴会となりました。
今年度は喜多親睦委員長の様々な店での夕刻例会は本当に変化にとんで楽しかったです。
10月25日には豊中RCと合同例会での宮里ガバナー訪問が開催され、初めての試みでありましたが、やはり出席者の数も多く、宮里ガバナーも満足されていたと思います。
私は宮里ガバナーは頭が良くて、はっきりとした言動で、少し冷たいような印象があったのですが、ガバナー訪問前の懇談会で、結構冗談も言うし、ユーモアのある優しい人だと印象が変わりました。
最後に花束を渡した時の満面の笑顔が忘れられません。
11月16日には西原委員長の社会奉仕事業として、西口会員の作ったお米を「ぐーてん」さんに寄贈いたしました。
そして30日には社会福祉協議会の勝部事務局長と一緒に豊中南校区の子供食堂並びに、困っている南地域の施設にも西口さんのお米を寄贈させていただきました。庄内南小学校に行った時に迎えてくれた人が増山さんの妹さんだったのは驚きました。
12月には初波会員が入会していただきまして、待望の新入会員が誕生いたしました。
12月17日には地区大会が開催され。その夜阪急インターナショナルホテルで恒例の年忘れ家族会が盛大に開催され、2022年度が終了いたしました。
2023年1月5日初例会が新免館で開催され、このころからコロナが収まってきたような感がありました。
2月15日~18日は小滝委員長の会員研修事業として、沖縄コザRCへ訪問してまいりました。豊中南と同じくらいの会員数で、非常に親しみやすく、温かく迎えていただきました。とにかくお酒ばかり飲んでいた印象しか残っておりませんが、豊中市と沖縄市の兄弟都市としての長きに渡る歴史の深さを現地で知ることもできました。今年11月の豊中南の55周年式典にも参加していただけるようですので、今後も良いお付き合いができればと思います。
そして、4月13日~15日3年ぶりの台北士林RC47周年に参加してまいりました。台北士林、韓国梁山、寒川、北上西のメンバーとの久しぶりの再会で盛り上がり、11月日本での再会を約束してまいりました。20日には3年ぶりの「今こそ世界の料理を食べる会」が開催され、豊中在住の外国人留学生の貴重な話を聞く事ができ、楽しい時間を過ごせました。
この時くらいからコロナが本当に収束された雰囲気になり、5月にコロナ5類移行となりました。
今になってやっと空白の3年間が取り戻せたような気がします。
今年度は2660地区内の3クラブの周年式典に参加してまいりました。10月7日に大阪中之島RC30周年、11月18日には大阪RC100周年、この2クラブはIM6組なのですが、2660地区内79クラブに案内状を出していたそうです。11月30日は大阪北RC70周年がありました。それぞれのクラブ趣向を凝らした式典でした。
次年度55周年の年、水野会長、和田幹事、西原実行委員長を中心にメンバーの皆様が素晴らしいロータリーライフを送って頂くことを祈念しております。
1年間ありがとうございました。
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会長の時間 長谷川会長
地区からメールが来ていました。
当地区の「ロータリーの心と実践」(2015年改訂版)が発刊されて、早8年余りが経過しましたが、その間にロータリーを取り巻く環境、内部の組織規程が大きく変わり、「ロータリーの心と実践」(2015年改訂版)も内容が現状と齟齬をきたしている部分が増えましたので今回見直すこととしました。
見直しに当たっては極力2015年改訂版の構成を尊重し最小限の修正を加えることとしましたが、昨今の状況を踏まえ国際ロータリーの方針、地区の組織と活動、クラブの組織などは内容をかなり追加し、この度2023年改訂版を作成し地区ホームページに掲載させていただく運びとなりました。
近年日本のロータリークラブの会員数は、減少しており、かつ高齢化が進んでいます。クラブを魅力あるものとし、若い人の入会も増やし、クラブの活動を活性化していかなければなりません。
そのためには、実効性のあるクラブの戦略計画を策定し新会員は勿論のこと、中堅会員の研修も計画的に行っていくことが大切です。
本冊子の内容は、膨大で多岐にわたりますので、すべてを短期間で理解することは難しいと思われますが、必要な部分を会員研修、あるいは新任役職の自己研鑽などに役立てていただけたら幸いです。
本冊子が、地区会員のロータリー活動に役立ち、クラブおよび地区の発展に繋がることを心から願っております。
2022~23年度研修委員長 山本博史
「ロータリーの心と実践」は本当にロータリーの基本や理念が分かりやすく解説してあり、2010年に初版が発行された時、私が1回目の会長を務めさせていただいた年だったので、私にとってはロータリーのバイブル、教科書のような存在でした。総則から始まり、奉仕の活動の概念と手法、クラブの組織と諸活動、地区の組織と諸活動、ロータリー財団と米山奨学会、国際ロータリーの組織と諸活動、ロータリーのこれからまで、この一冊でロータリーのすべてが書かれている冊子です。これさえあれば新人研修から、各部門の委員長になった時の委員会方針の作成、奉仕活動の実践の手引き等に活用できます。最後に索引までついているのでロータリー用語の辞書としても使えます。 今回地区のホームページで閲覧できますので、スマホでいつでも見ることができます。皆さんも是非時間のある時、読んで下さい。
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会長の時間 長谷川会長
本日は今年度最後の親睦例会です。
今年は喜多親睦例会委員長のおかげで、様々な個性的なお店に行けましたので、大変楽しませて頂きました。十三のおばんざいの店や、中華、イタリアン等々趣向を凝らした料理とお酒で、メンバーの中からは1か月に1回の親睦例会を心待ちにしているという声も聞いております。
今日も宇田会員と入江会員が出席されておりますが、昼の例会に出席しにくいメンバーの顔が見えるという素晴らしい利点もあります。
ただ同じテーブルに座ったメンバーだけとの交流になりやすいので、親睦が拡がるという点では限界があるのかなと思っておりました。
来年度、水野会長エレクトは親睦例会を変革例会に名称を変更し、単に食事と酒を飲むだけではなく、参加しているメンバーの見識が広がり、互いの交流がより深まる夕刻例会を模索されております。
担当委員会からどのような企画が出てくるのか楽しみにしております。
6月24日(土)の新旧引継ぎ懇親会が本年度最後の行事となりますので、皆様多数の出席をお願いいたします。
掲載日:2023年6月14日 | 目次:会長の時間に戻る
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