2月20日 第2592例会
会長の時間 西原会長
こんにちは。今回の夕刻例会は新地へ乗り込んでの開催でした。セッティング等ありがとうございました。
さて、今回は朝一のニュースで必ず目に飛びこんでくる「オンラインカジノ」について。
最近社会的に大きな問題となっているオンラインカジノについてお話をさせていただきます。海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内からアクセスして利用することは、れっきとした犯罪行為となります。賭博罪に該当し、50万円以下の罰金または科料、3年以下の懲役が科せられる可能性があります。「たった一度の気軽な気持ち」が、取り返しのつかない結果を招くことになるのです。「海外の合法サイトだから大丈夫」という考えは、完全な誤りで、一度でも利用すれば、犯罪者となってしまいます。もちろん、前科がつけば、将来の生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。もし周りでオンラインカジノに手を出しそうな人がいらっしゃいましたら、これらの事実を共有していただければと思います。
一時の誘惑で人生を台無しにしないよう、強い意志を持って判断しなければと思った朝でした。 今回の騒動、犯罪を起こした者だけではなくいろんなところに影響を及ぼしています。中でも『大阪万博』へのマイナス影響が大きいと言われています。『大阪万博』は元吉本興業会長の大﨑洋さんが『催事検討会議』の共同座長を務めていることもあり、吉本が全面バックアップするともいわれています。前売りのチケットの販売が苦戦している中、そして『大阪万博』は、開催後の跡地にカジノを含めた統合型リゾート施設(IR)の建設が予定されています。「よりによってカジノ案件とはね」などといった厳しい声も見受けられます。 逆風が強い中、私達ロータリアンはマイナスの言葉に影響されず本来の万博開催の意味、コンセプトを認識し協力して行きたいと考えます。
掲載日:2025年4月3日 | 目次:会長の時間に戻る