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    12月22日 第2308例会 西野副会長 |

    12月22日 第2308例会 西野副会長

    今週は会長が公務の為、私が会長の時間を受け持つことになりました。

     まず、18日の年忘れ家族懇親会にご尽力を頂いた、水野委員長、委員会の皆様にお礼を述べたいと思います。大変素晴らしい懇親会にして頂きありがとうございました。

     会員の何名かが他の行事日程と重なり、参加人数が少し少なかったのが残念でしたが、楽しい時間を過ごすことが出来たと思います。

     特にアトラクション、一つ目のテーブルマジックでは、目の前での華麗な技の連続に魅せられました。

     二つ目の津軽三味線も大変しっかりとした演奏を聞かせて頂いて、多いに盛り上がりました。

     どちらのアトラクションもまた何かの時に、もう一度見てみたい、聞かせてもらいたいと真剣に思ったほどでした。お料理、プレゼント交換、お土産まで大変満足な夕べでした。

      さて、今日はもうすぐクリスマスということで、日本のクリスマスの歴史のお話にしました。

     諸説が有るようですが、一説によると、日本で初めてのクリスマスの行事は今から約460年前の 1552年(天文21年)に周防国山口(現在の山口県山口市)において、フランシスコ・ザビエルと共にカトトリック教会(イエズス会)の布教に訪れていた宣教師コスメ・デ・トーレスらが、教会に日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが最初だといわれているそうです。

     しかし、その後は江戸幕府のキリスト教禁止令によって明治の初めまでほとんど行われなかったようです。

     一部の例外として、長崎出島のオランダ商館に出入りするオランダ人達が、幕府に配慮しながら、自分たちがクリスマスを祝う為、オランダの冬至の祭りと言い換え、オランダ正月として祝っていたそうで、これには正月の行事ということで、幕府の役人や通訳、蘭学者など、オランダ人と付き合いのある日本人も招かれて一緒に祝うこともあったようです。

     日本でクリスマスが受け入れられるようになるのは明治になってからで、一般には大正時代になってから広まってきたようです。

     昭和の初期には、カフェや喫茶店でクリスマス料理の献立を用意し、店員がクリスマス風の仮装をして客を迎えるなど、今の様子に近づいたようです。

     現在では、お正月よりクリスマスのほうが盛り上がっているように感じるのは私だけでしょうか?

     余談ですが、山口市では、山口の地がザビエルらが日本で最初に布教活動を行った地であり、トーレスが初めてこの地でクリスマスを祝ったところであるとして、日本のクリスマス発祥の地であるとして、この時期クリスマス関連の様々なイベントが行われているそうです。

     また、2006年にはザビエルの生地である、スペインのナバラ州の洲首相から、

    山口市が日本のクリスマス発祥の地であるとの認定書を受けているそうです。

      今年もあと少しになりました。

     皆様には、楽しいクリスマス、お正月を迎えられて、来年もお元気なお顔で例会でお会いできることを願って会長の時間といたします。

     

     

     

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