3月2日 第2316例会 吉田副会長
プレミアムフライデー、皆様ご存知でしたか?
私は、その当日になるまで 名前すら知りませんでした。
だれが、何を目指して、これを提唱したか?
私は直感的にてっきり「働き方改革」厚労省の残業時間年間720時間の流れかと思い、またえらいことしてくれるな、うちの会社では金曜日が、一週間の中で、終業が遅くなるのに、と思っていました。
ちょっと調べてみますと、このプレミアムフライデーは「働き方改革」の側面もありますが、むしろ「消費の拡大」といった意味合いが強いようです。経済産業省が中心となって、経団連や、百貨店スーパーといった小売業界、旅行業界団体で作る、官民連携の推進協議会を作り、昨年の12月12日に実施方針が決定されたとあります。個人が幸せや楽しさを感じられる体験、(買い物や家族との外食、観光等)や、そのための時間の創出を促すとあり、月末の金曜日は従業員が午後3時をめどに退
社できるよう企業に働きかけるとしています。
反面ネットの書き込みを見てみますと、
「仕事が回らなくなる。」
「消費上がらないのは、時間というより、お金がないことが原因。」
「介護とか育児の不安やお金を減らしてほしい。そうすれば必然的に消費行動は起きる。」
(介護とか育児とか、そういうことへの不安や、それにかかるお金を減らす努力をしてほしい。そうすれば将来への不安がなくなり、貯金を崩したりして使うお金が増えて必然的に消費行動は起きるとおもうのですが。)
「時給で働いている人はどうなるの?」
(収入が減る。)
などといったなるほどと納得できるもの、切実なものがありました。さて一年先はどうなっていることか。
掲載日:2017年4月22日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る