9月7日 第2340例会
本日は、地区大会への参加呼びかけに大阪東 RCの山本様、武蔵様がお見えです。後ほどよろしくお願いいたします。米山奨学生のジョーダン君も参加しています。
今月は「基本的教育と識字率の向上月間」であり、「ロータリーの友月間」でもあります。「ロータリーの友月間」については後ほど卓話とフォーラムで吉田会員より報告がありますので、ここでは「識字率向上」についてお話しします。
この月間が9月に設定されているのは、1965年にユネスコが9月8日を「国際識字デー」と制定したことによるのだと思います。 世界にはまだまだ識字率が低い国々があります。
別表をご覧ください。
ユネスコの2016年発表のデータです。アフリカの中央部に位置する国々、アジアではアフガニスタンなどが目を引きます。
なぜ識字率が低いのでしょうか?識字率が低い背景には、歴史的、地理的地政学的、文化宗教的、政治経済的な要因があることは容易に見て取れます。そうしたなかでわれわれロータリアンが、何ができるのかを考え実践に足を踏み出すことが求められている、そのことを意識しようというのが月間の趣旨ではないでしょうか。さいごに月信9月号から片山ガバナーのお話を紹介させていただき、会長の時間といたします。
『日本では基本的教育と識字率の向上と言われても
どこかピンとこないかもしれませんが、世界には
学校教育を受けられない子供達が6,700万人、読み書きが出来ない人達が7億5,000万人以上います。識字率の向上は1997-98年度グレン・W.キンロスRI会長が「貧困からの脱却は識字率の向上にある」と言われ、「ライトハウス(灯台)作戦」と名付けた発展途上国の10億人に識字能力向上を推進するキャンペーンを展開されたことに端を発します。
「基本的教育と識字率向上」は単独のテーマではなく、ロータリー財団の人道的奉仕の6重点分野にも含まれており、人道的奉仕の複合されたつながりのあるテーマの1つになるでしょう。』
『本年度当地区の国際奉仕活動には、小学校の図書館整備と図書寄贈事業や小学校改善事業、そしてグローバル補助金を活用した貧困層の子供への教育効果を高める支援活動が計画されています。 イアン・ライズリー会長は成果の持続可能性を強調しておられます。私達の奉仕活動が一過性で終わるのではなく、地域社会に根付き、成果の持続性が果たされてこそロータリーが変化をもたらすことになるでしょう。奉仕の源泉であるロータリー財団へのご理解とご協力をよろしくお願いします。』
掲載日:2017年10月16日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る