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    10月8日 第2465例会 |

    10月8日 第2465例会

    本日も例会にご出席いただきありがとうございます。秋も本番となり日中も過ごしやすくなりましたが朝晩の冷え込みに体調管理が大切な時期と言えますね。

    さて、通算11回目で本日の会長の時間は1990-1991の30年前の当クラブの概況と山田寛二歴代会長のお言葉を交えてお送りしたいと思います。まず会長方針の冒頭に「当クラブは創立22年を迎え、成人を終えた中堅クラブとして、近隣クラブはもとより地区として高評価されているクラブであります」と綴られています。
    続けて「けれども中堅クラブとしての共通の問題として、ロータリー活動に対する意欲に、ともすれば消極的になってしまう弱さも出てきているのではないでしょうか」。この当時は正会員数は37名とシニアアクチブ会員28名の65名であり、前年度の入会者は4名に退会者は5名というクラブ概況です。創立以来で最も会員数の多い年度であることから当時の山田歴代の意気込みを伺うことができます。
    そして最後に同じ11月における山田歴代の心境を30年後である現在の私に共感して終わりたいと思います。

    私は最近、深夜の飛行機を利用しておりますが真っ暗な窓の外を見ながら考え事をしております。だいぶ前のことですがある時大きな飛行機がインドへ向かって出発して間もなくパイロットは不思議な音を耳にしました。ネズミが何か物をかじっているような音でした。もしネズミに大切な細かい配線をかじられたならと非常に不安を感じました。そこでパイロットは良いことを思いついたのです。空気の稀薄な所では生きていられないと云うことを知っていましたので、早速飛行機を上空に向けて海抜8000mの高さまであげたのです。するとネズミのかじる音が聞こえなくなりました。やがて飛行機が無事着陸をしたとき調べてみると、グロッキーのネズミがありましたそうです。私たちの航路、航行にも時折り悪い習慣や悪い願望という名のネズミが出てきて大切な心をかじることがあります。ロータリーの会長を引き受けさせていただき飛行機のように上昇期から安定期になりつつある今、自分に気の緩みはないか。ロータリーのネズミになっていないか心配しています。自分がネズミになっていた時には、どうぞ高く上へ上へと昇れるよう諸先輩の指導をいただきたいと思います。

    ということで私もネズミにならないように頑張ってまいりますので、皆さま引き続き宜しくお願い致します。
    「ロータリアンの同じ価値観はよりよい機会をもたらす」
    最後までご清聴ありがとうございました。

     

     

     

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