1月12日 第2520例会
会長の時間 長谷川会長
今月は職業奉仕月間です。ロータリーの職業奉仕はロータリーの目的の第2項「職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値のあるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること」を土台としているロータリーの哲学ともいえるものです。
職業奉仕の実践については下記の方法が紹介されています。
・例会で各会員が自分の職業について話し、互いの職業について学び合う。
・地域社会での奉仕プロジェクトで職業スキルを生かす。
・高潔さを重んじて仕事に取組み、言動を通じて模範を示すことで倫理的な行動を周囲に促がす。
・若者のキャリア目標を支援する。
・専門能力の開発を奨励し、指導する。
職業奉仕はロータリーの核心であり、世界中の地域社会で奉仕を行う土台となるものです。
ロータリーでは、高潔性と高い倫理を重視しています。その中でロータリアンによって生み出されたのが、「四つのテスト」と「ロータリアンの行動規範」の2つであり、職場や生活のあらゆる場面で倫理的行動を実践するための指針となっています。
「四つのテスト」は高い倫理基準の指針として、職業奉仕の基本となるものです。
事業や専門職務のリーダーであるロータリアンは、職場や地域社会において模範を示し、高い倫理基準を推進できる立場にあります。ロータリアンは、次のような方法で倫理を実践し、奨励できます。
・従業員の雇用、研修、指導において、誠意、責任、公平さ、尊重について説明しその重要性を強調する。
・仕事仲間による模範的な行動を称え、奨励する。
・顧客、業者、仕事関係者と接する際は、高い倫理基準を遂行し、思いやりと熟慮をもって行動する。
・ビジネスや組織において、社会的・環境的に責任ある慣行を推進する。
職業人同士の交流目的として設立されたロータリーでは、より良い地域社会を築くために、職業やビジネスにおけるリーダーが力を合わせ、アイデアを交換し、協力関係を築くことの重要性を強調しています。ロータリー会員は、職業に関するスキル研修とサポートを人びとに提供することを通じて、自らの職業スキルの向上に努めましょう。
掲載日:2023年2月16日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る