• TOP
  • クラブ概要
  • 活動報告
  • 例会
  • 目次

    2月2日 第2522例会 |

    2月2日 第2522例会

    会長の時間            長谷川会長
    今月15日よりコザロータリークラブへ訪問いたしますが、豊中市と沖縄市の兄弟都市締結の歴史を紹介したいと思います。
    豊中市と沖縄市の交流の始まりは、昭和39年(1964年)にコザ市(のちの沖縄市)から、豊中の沖縄戦の戦没者の遺族にと、霊石と仏桑華(ハイビスカス)が届けられたことです。
     そのきっかけとなったのは、当時の豊中市竹内義治助役(故人・昭和41年から市長)が、沖縄道路事情視察団の一員として沖縄を訪問した際に、コザ市(のちの沖縄市)の大山朝常市長(故人)と懇談する機会があったことでした。
     翌年の昭和40年から、コザ市職員の豊中市の様々な部局での研修が始まりました。当時アメリカ軍の統治下にあった沖縄では日本の行政事情が分かりにくかったのです。コザ市職員の間では「豊中学校」と呼ばれたこの研修に訪れた職員は、昭和50年代にかけてのべ100人あまり、なかには数か月にわたって滞在した職員もいました。
     昭和47年(1972年)に沖縄が本土に復帰し、昭和49年(1974年)にコザ市と美里村が合併して「沖縄市」が誕生。同年11月3日、沖縄市誕生市民祭典の場で、「兄弟都市宣言」に調印しました。
    兄弟都市宣言
    「豊中市と沖縄市の友好は昭和39年沖縄市が第2次世界大戦の戦没者遺族のために、豊中市に霊石と仏桑華を送ったことにはじまる。
    以来、両市は都市問題、教育文化の交流を重ね相互の理解と信頼を深めてきた。この歴史的背景のもとに、更に両市の友好と市民相互の交流を深め、市民福祉と平和を祈念してここに兄弟都市であることを宣言する。
    昭和49年11月3日。豊中市長、下村輝雄、沖縄市長、町田宗徳」
     姉妹都市ならぬ『兄弟都市』であるのは、沖縄の「いちゃりばちょーでぇ(出会えば皆、兄弟)」という言葉に由来していると言われています。
    兄弟都市提携後もさまざまな市民交流や行政交流が行われてきました。
    コザロータリークラブは1962年5月24日に結成され、一昨年60周年を迎えたクラブです。メンバーは30名くらいだと思います。児童園への支援や、沖縄国際カーニバルの参加、ポリオ撲滅募金活動、献血運動等活発に行動されているようです。福島県白河西ロータリークラブと姉妹クラブ締結をされています。

     

     

     

    PAGE