【職業奉仕】 10月 4日 第2110例会
皆さん、こんにちは!
先月27日より29日まで、東北支援職業奉仕研修旅行に総勢10名で岩手県へ行ってまいりました。詳しいことは、後ほどの職業奉仕フォーラムで報告があると思いますが、参加しての私なりの感想をお話します:
今回の訪問で大きく分けて2つの成果が得られたのではないかと思います。
ひとつは、震災地を見せて頂き、また現地の方々のご紹介により、震災後の現地の復興状況、問題点、復興のニーズなどを知ることが出来たことであります。そして、現地の方々は、我々が今年も訪れたことに大変感謝され、大阪に帰ったら、この現状を広く伝えてほしいと願っておられました。今回、釜石市の北部にある大槌町を初めて見せていただきましたが、ご案内いただいた
NPO「つどい」の元持幸子さんが故里に戻って奉仕活動をされている姿に心を打たれました。そして、ご自身も被害者であるにも関わらず終始、笑顔を絶やさずのご案内は、まさに「超我の奉仕」そのものと感銘を受けました。
震災復興につきましては、見聞した限りではありますが、人々の逞しい忍耐と努力にもかかわらず、町の再興は、なお道遠しという感じを受けましたことは残念な気がします。
二つ目は、現地の多くのロータリアンと交流を持ち友情が深められたことであります。今回、例会に参加させて頂いた大船渡西RCはじめ、大船渡RC、陸前高田RC、盛岡西RC、北上西RCの方々と広く且つ親しく交流でき、友情を深められたことは、大きな成果であると思います。特に復興に向けた職業奉仕の活動状況をお聞きすることが出来たことは大変勉強になり、逆に我々が励ましを戴いたような感じがしました。また、昨年より支援させて頂いている「みちのくみどり学園」の子供たち、そして先生方とも交流の機会が持てたことは大変良かったと思います。
今回、この旅行に参加いただいた方々に改めてご慰労と感謝を申し上げます。また、このような素晴らしい訪問・交流を企画し、実行・リードいただいた吉田職業奉仕委員長に、心より感謝申し上げます。
さて、10月は、職業奉仕月間そして米山月間であります。職業奉仕に関しましては、この後、クラブフォーラムがあり、豊中消防本部の鈴木様より、“東日本大震災復興支援の現場”のお話を聞かせて頂きます。鈴木さま、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
これで会長の時間を終わります。有難うございました。
掲載日:2013年2月25日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る