【年 始】 1月10日 第2122例会
皆さん、改めまして新年おめでとうございます!本年も宜しくお願い申し上げます。
今年は巳年です。巳という字は、蛇が冬眠から覚め這い出す姿を現していると言われ、「起こる、始まる」などの意味があります。また蛇は脱皮することから「復活と再生」につながり、「神の使い」として古来、信仰の対象ともなって来ました。
巳年最初の株価は昨年末に比べ、大幅に上がり、その後も3.11以来の高値が続いています。また、円相場も10円近い円安に転じています。
これらが日本経済の「復興と成長」に融和し、力強い日本創生へ繋がることを願って止みません。
さて、山の好きな私は、この正月に“干支の山”に登ってきました。南紀田辺より東に入ったところに「大蛇峰」という標高450mほどの山です。此処からは、裾野に見渡す限りの梅林、中ほど遠くに田辺・白浜に続くみかん山と村里、更にその先には太平洋が遠望でき、自然と人が調和した素晴らしい景色を堪能させてくれました。
ここは、また田辺石神梅林として有名な梅どころ、「一目30万本」という広大な梅林が広がっています。石神梅林の中心は、かつて平家の落人村であった「石神邑」です。昭和の初期にこの村
の村長が、世界恐慌の煽りで生糸相場の暴落したことを受け、これからは梅を育て村の発展を期そうとて、梅林育成が本格化し、時代の流れにも乗り、今の隆盛に至ったとのことです。時宜を得た村おこしの典型と思います。
2月1日より3月3日まで、開園50周年を記念して、「観梅イベント」が開催されます。「一目30万本」の咲き乱れ、平家落人邑の佇まい、大蛇峰展望台よりの絶景は素晴らしいと思います(案内パンフがありますので、ご興味のある方は ご連絡ください)
本日は年始例会です。この後、森田親睦・例会委員長がまたまた面白いことを企まれてるようですので、会長の時間はこれまでとします。有難うございました。
掲載日:2013年5月26日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る