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    8月8日 第2151例会 |

    8月8日 第2151例会

     来週8月15日の例会はお盆のため休会となります。再来週22日の例会は公務で國貞会頭とサンマテオ姉妹締結50周年式典出席のため欠席させていただきます。秦副会長による会長の時間を予定していますので楽しみにしておいてください。

     本日はお盆についてお話しをさせていただきます。

    お盆とは祖先の冥福を祈る仏事。迎え火をたいて死者の霊を迎え、精霊棚を作って供物をそなえ、僧による棚経をあげ、墓参りなどをし、送り火をたいて、霊を送る。我々関西人にとってお盆の休みといえば8月13日~16日頃が一般的ですが、東京を中心とした南関東は7月13日~16日のお盆が多いようです。

    北海道のように明治以降に開拓発展した地域では町々によってばらばらです。正式には、お盆は旧暦の7月13日が盆の入り、7月16日が送り火です。旧暦の日付をそのまま新暦で行う東関東スタイルを「旧盆」や「7月盆」と呼び、新暦の8月13日~8月16日の4日間に行われるのが 「月遅れの盆」とか「8月盆」と言います。

    また地蔵盆(8月20日ごろ)に行う地区もあり、同じ日本でありながら実施日が異なる理由として、明治になって旧暦から新暦に変わったときに地区毎に対応が分かれたのが原因と考えられます。関西が8月を盆に選んだ理由は「7月は梅雨明け前で、雨が降ると送り火も焚けないし、盆踊りも出来ない、月遅れの8月なら盆の行事も滞りなく出来る」説が濃厚のようです。

    東関東在住の方は、「7月が地元のお盆で8月は故郷のお盆」と使い分けています。

    ちなみに東京ロータリークラブと横浜界隈ロータリークラブの例会休会日を調べてみたところ、8月3週目に設定され、8月盆に合わされていたことをご報告しておきます。

    お盆の由来と起源

     仏教用語の「盂蘭盆」の省略形として「盆」と呼ばれる。盆とは文字どおり、本来は霊に対する供え物を置く容器を意味するため、盂蘭盆と混同されて習合したともいう説もある。日本では8世紀ごろには、夏に祖先供養を行うという風習が確立されたと考えられている。

    盆でお仏壇やお墓のお供え物で何を持っていけば良いか。

    奥様や旦那様の実家へ行くときお供え物で粗相があってはいけません。

    お勧めのお盆のお供え物として

    フルーツの籠盛り

    和菓子の詰め合わせ

    ゼリーの詰め合わせ

    が王道のようです。何か特別なものやお線香を持参するよりは、涼しげなフルーツやゼリーや水羊羹などのお菓子などが良いと言われています。

    あくまで、ご先祖様へのお供え物という事ではありますがあとでいただくことを考えてある程度日持ちのするものが喜ばれる傾向にあります。また、価格的には3,000円~5,000円あたりが相場で、忘れてはいけないのが のし紙 で通常「御供」と書くのが一般的です。

    お盆にまつわることわざ

    「盆と正月が一緒に来たよう」

    という”とても忙しいこと”または”喜ばしいことが重なること”のたとえとしての表現にも用います。

    「覆水盆に帰らず」

    中国史上最も有名な奥さんに逃げられた人の話し

    太公望・呂尚(こうたいぼう・ろうしょう)といえば、中国の周の軍師として、殷(いん)の国を滅ぼした有名な人物です。太公望呂尚は、長い年月読書ばかりしてその日の食事にも事欠く貧乏暮らしのありさまで、耐えきれずにその妻は離縁を求め、やむなく太公望は離縁を認めた。 やがて太公望は周王朝の基礎を作った文王(ぶんおう)に見いだされ、周の軍師となって殷(いん)の国を滅ぼしその功績により、太公望は武王(ぶおう)によって斉の国の大名に任命され出世した。 別れた妻が突如太公望の前に現れ、復縁してほしいと迫ったがその妻に対し、盆に入れた水をひっくり返して見せ「別れた夫婦というものは、この水のように戻すことはできないのだ」と説く。

    このことから、「別れた夫婦は元通りにならない」いうこと、さらに転じて、「すんでしまったことは取り返しがつかない」などの意味に用いられます。

    皆様も奥様から「覆水盆に帰らずですわ」といわれないように、奥様孝行を心がけてください。

    9月21日の家族懇親会のミュージカル観劇「レ・ミゼラブル」は奥様孝行にもってこいの事業につき是非とも奥様も一緒にご参加ください。

     

     

     

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