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    9月 5日 第2154例会 |

    9月 5日 第2154例会

     9月は「新世代のための月間」です。
    藤本新世代奉仕委員長の卓話及びフォーラムでは、ゲストスピーカーに大阪音楽大学の本田耕一先生をお迎えしています。
     本日は去る8月15日から1週間の日程で実施されました豊中市・サンマテオ市 姉妹都市提携50周年記念式典のお話しをいたします。
    サンマテオ市はサンフランシスコ市街から南へ約30Km下った人口約10万人の住宅都市です。都市の人種構造は66%が白人、15%がアジア人、3%がアフリカ系アメリカ人の割合である。主な産業はコンピューター関連でシリコンバレーと呼ばれるエリアの北部に位置することもあってインテル本社を初め、アップル、Google、 Facebook、Yahooなどの有名企業が周辺に集結する。ソフトウェア・インターネット関連の世界的な企業が同地区には多数生まれたためにIT企業の一大拠点となったことで、シリコンバレーとは正式な地名ではなく、サンマテオを含むこの地域におけるハイテク企業全体を表す通称である。サンマテオ市が姉妹締結を結ぶ都市は豊中市以外にデンマークのバーデ市と フィリピンのサンパブロシティーがあります。
     8月15日、サンフランシスコ空港に到着した我々訪問団を副市長を初め多くの関係者が出迎えてくれました。サンマテオ大学、私立図書館、警察署、消防署、私立小学校等を視察し、それぞれの訪問場所でこの上ないおもてなしを受け、ただただ感激いたしました。
    今回のメインイベント会場、サンマテオセントラルパークでは地元市民コーラスと日本舞踊の文化交流、日米親善少年野球大会でスポーツ交流が行われました。 訪問中、サンマテオ市、豊中市合同市議会も開催されました。サンマテオの市議は市長を含む5名で構成されており、豊中市からは淺利市長、渡邉議長、中井議員、松岡議員が議会に参加、議案は「姉妹締結50周年の節目において今後も友好的な姉妹都市関係を継続する件」。採決の結果満場一致で可決承認され末永い友好的な姉妹都市関係が継続されることを確かめ合いました。
     今回のサンマテオ訪問を通して学んだことが2つあります。
    一つ目は、日本が他国のお客様を歓迎する場合、役所にせよロータリークラブにせよ食事の場所や内容には拘りますが、歓迎の気持ちを表す方法にセンスが足りないと反省します。歌の得意な警察署員がアカペラで歓迎の歌を披露してくれたり、倉庫を改造した隠れ家で市長自らホットドッグを調理されたり、時間やお金はかかっていませんが、それらのアイデアには温かいホスピタリティーが感じられます。人が人に対して“動く”ことが真の歓迎と痛感しました。
    二つ目は、姉妹親善事業に対する豊中側の認識の浅さに深く反省させられました。サンマテオ市は50年前のご縁を大切に、役所にも公園にも図書館にも豊中との友好関係を市民にアピールする工夫があちこちにあるにもかかわらず、豊中市側にはサンマテオ市との友好関係を周知する活動がありません。
    カリフォルニア州は米国でも抜群の気候に恵まれた最高のロケーションです。今後姉妹都市サンマテオとのご縁を大切にし、文化、スポーツ、教育、経済の交流を行政のみならず市民レベルでも進めていくべきではないでしょうか。
    RCメンバーの皆様も是非一度サンマテオを訪問してください。
    國貞会頭と水野がアテンドさせていただきます。

    sanmateo

     

     

     

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