10月 3日 第2158例会
10月は職業奉仕月間と米山月間です。
西野職業奉仕委員長の設営で、本日はゲストスピーカーに豊中南警察署 生活安全課長 竹下克宏様に「防犯と青少年犯罪」についてお話しをいただきます。フォーラム終了後、職場訪問として伊丹空港に隣接するANAベースメンテナンステクニック株式会社を訪問いたします。
昨日、中野会員の旭日大綬章を祝う会がリーガロイヤルホテルで盛大に開催されました。
旭日章は「社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた者を表彰する場合に授与する」ものとし、「功績内容の重要性及び影響の大きさ、その者の果たした責任の大きさ等について評価を行い、特に高く評価される功績を挙げた者に対しては旭日重光章以上」を授与することと定められている。旭日綬章には大、重、中、小の4種類があり、今回中野先生が受賞されたのは最高レベルの大綬章となる。
祝う会に参加させていただき、改めて旭日大綬章の偉大さ、また中野先生がいかに長年にわたり国家のために貢献されたのかを認知することが出来ました。改めて叙勲のお祝いの言葉をのべさせていただきます。
おめでとうございました。そしてありがとうございました。
今日は職業奉仕月間にちなんでロータリークラブ綱領の中から第2項を皆さんで一緒に朗読してみましょう。
『事業及び専門職務の道徳的水準を高めること。あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること。そしてロータリアン各自が事業を通じて社会に奉仕するためにその業務を品位あらしめること。』
ロータリークラブの目的を電子百科事典で検索すると冒頭に、会員の職業倫理を高める職業奉仕とそこから広がる社会奉仕と国際親善を目的とする。と記されている。
職業について歴史人は以下のように解いています。
二宮 尊徳(1787~1948)
「働くとは端を楽にすること」
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」
ガンジー(1869~1948)
「道徳なき商業は大罪である」
ピーター・ドラッガー(1909~2005)
「あらゆる事業の目的は顧客を創出することである」
石田 梅岩(ばいがん)
「利益は人々の世の中に貢献した報酬である」
「人は一人勝ちでは生きてゆけない」
表現の違いはありますが、職業とは道徳を持った奉仕活動を行い、お客様が期待以上の満足を得た結果を対価としていただく手順に集約されていると考えます。自らが営む業種の道徳的水準、職業倫理を高めることがロータリー活動の礎と言っても過言ではありません。自らが生業とする業界の組合や世話役を積極的に引き受け、業種の道徳水準を高める活動もロータリー精神に基づいた大事な奉仕活動と言えるでしょう。
本日は例会、フォーラム、ANA職場訪問から夕刻の懇親会までロータリー三昧の一日をお楽しみください。
掲載日:2013年10月29日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る