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    10月10日 第2159例会 |

    10月10日 第2159例会

     10月は職業奉仕月間と米山月間です。
    先週は職業奉仕月間にちなみ、豊中南警察署 竹下生活安全課長をお招きしてのフォーラムと、職場見学訪問として伊丹空港に隣接するANA ベースメンテナンステクニック株式会社を訪問いたしました。職場訪問には15名のメンバーに ご参加いただき、空の安全を守る整備業界の最高峰、全日空整備の内部を見学させていただきました。夜の懇親会を含め、有意義な1日を過ごすことが出来ました。企画、設営の西野職業奉仕委員長には大変お世話になりました。ありがとうございました。
     財団法人ロータリー米山記念奨学会は、勉学、研究を志して日本に在留している外国人留学生に対し、日本全国のロータリアンの寄付金を財源として、奨学金を支給し、支援する民間の奨学団体です。
    米山奨学事業は、日本最初のロータリークラブの創立に貢献した実業家・米山梅吉氏の功績を記念して発足しました。“1ヶ月のタバコ代を節約して、留学生支援に”というスローガンで、1952年に東京ロータリークラブで始められたこの運動です。豊中南RCで1952年生まれの会員には岡本PPと西口PPがおられます。
    ちなみに1952年のタバコの価格は10本入りのピースが¥40、喫茶店で飲むコーヒーが1杯¥50の物価でした。1日20本×30日がタバコ代と試算すると¥2400程度がロータリアン1名が米山奨学金として寄付する目標金額であったと察しがつきます。20本入りの標準的なタバコが¥440の現在に換算すると、1ヶ月のタバコ代とは¥13,200程度の金額を示すことになる。1952年の日経平均株価は ¥363で現在の¥14000と比較すると38倍計算となり日本の経済の成長で換算すると¥2400×38=¥91,200となります。為替相場が固定で¥360/1$であった当事から現在の¥98/$を考慮すると¥が3.6倍強くなったので¥91,200÷3.6=¥25,300あたりが公平な目標金額と言えるかもしれない。
    本年度2013-2014年度米山奨学制度への寄付目標額が従来の¥20,000から30,000円へ設定が見直されました。
    2005年まで1,000名の奨学生を採用していましたが、2006年から2012年度採用までの8年間は特別積立財産を取り崩して800名を維持してまいりましたが、2013年度採用より更に100名削減の700名となっているのが現状です。低金利の昨今、このままではロータリー米山記念奨学会制度自体の継続が困難となるため、米山財団の目的『ロータリー米山記念奨学会は、将来母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍する優秀な留学生を奨学することを目的とする』をご理解いただき、出来るものなら本年度目標の¥30,000を、少々苦しくても発足当時からの公平換算目標金額の¥25,000をご奉仕いただけますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
    榎原米山奨学委員長、本日は卓話とフォーラムを設営いただきありがとうございました。
    追伸
    寄付金とは、個人が事業の目的と趣旨に対し賛同した金額を『自分が出来る範囲の精一杯』で設定するものであると考えます。 ¥30,000は目標であり強制ではありません。米山奨学金制度に深く賛同いただける方は¥50,000でも歓迎です。
    何卒宜しくお願い申し上げます。

     

     

     

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