2月6日 第2174例会
2月はロータリーのカレンダーで「世界理解月間」として指定されています。
この月はロータリーが誕生した大切な日を含む月であるからです。1905年
2月23日にポール・ハリスは3名の同士とともに第1回ロータリー例会を開催したのです。つまりこの日はロータリーの創立記念日であり、「世界理解と平和の日」(World Understanding and Peace Day)と呼ばれています。そして国際ロータリー理事会は2月23日に始まる1週間を「世界理解と平和週間」と定め、ロータリーの奉仕活動を強調することを決議しました。さらに2月は「世界理解月間」と定められたのです。RI理事会は、「世界平和のために不可欠な理解と親善」を強調する例会プログラムを計画し、特別な活動に着手することによって、世界理解月間を祝うよう、すべてのロータリー・クラブに要請しています。国際的に活躍する卓話者の手配や、学校や大学から留学生をクラブ例会に招くことを推奨しています。後ほど米山留学生の張さんにお話しをいただく予定です。
本日の会長の時間は『日本の常識は世界の非常識』についてお話しします。
① 日本でよく見る血液型占いとか,性格判断は世界では非常識です。輸血のときにだけわかればいいような“血液型”は,事前に知っておく必要などない,と云う解釈で,海外では自分の血液型が何型かなど全く知らない人がほとんどです。そんなもので人格を決め付け非難までしたら,民族差別,人種差別に近いものがあると云う理由で間違いなくバッシングされます
② 国産車の場合、ハンドルの右に付いているレ
バーがウインカー、左に付いているのがワイパーというのが常識ですが、世界の常識から言うと非常識です。国際標準では、逆と決められています。
③ タクシーのドアが自動で開くのは日本の常識ですが、外国のタクシーは自動では開かず、自分で開けなければなりません。ヨーロッパのフランスやオーストリアなどでは電車のドアも未だに手動です。
④ お店に入ったとき、店員さんからの「いらっしゃいませ」に素通りする日本人は世界的に見れば非常識です。もしアメリカで店員さんの挨拶に答えなければ、常識のない人と誤解されてしまいます。
⑤ 悪政に苦しむくらいなら革命するほうがいいのが世界の常識で、革命するくらいなら悪政に苦しむほうがいいのが日本の常識です。
⑥ コミュニケーションが大切ではっきり意見を言うのが世界の常識で、コミュニケーション力は大切だが足並みが乱れる自己主張を敬遠するのが日本の慣習です。
⑦ 日本では未だに有給休暇がとりにくい習慣やグレーなサービス残業が社会の慣習にありますが欧米で有給休暇の未消化やサービス残業があったとすればその会社の方針は奴隷制度と批判される。
⑧ 警官に免許証の提示を求められたとき、内ポケットから免許書を取り出すのは日本では一般的ですが、拳銃解禁国でのこの行為は射殺される可能性があります。背広の内ポケットを表側に見せ、ゆっくり免許証を出すのが常識です。
⑨ タイの街中でトランプをしていると没収されます。ギャンブルに対する規制が厳しく、トランプしている所を見つかると罰せられる事もあります。
⑩ 米国やハワイの海岸で缶ビール等の飲酒は禁止です。また飲酒はほとんどの州で21才以上と決められています。日本人は年齢より若く見られるので身分証の提示を求められる事があります。
「世界理解月間」は、すべてのクラブが一時手を休めてロータリーが世界の人々の善意、平和および理解をずっと求め続けていく奉仕の道のプランを立て促進する好機でもあります。「ロータリーの平和のための活動」について私たちは今一度良く考え、今後の活動に活かして行きたいものであります。
2月11日から10日間、アメリカのマイアミボートショー出張のため次回の例会は秦副会長にお願いをしております。マイアミビーチで酒を飲んで捕まらないよう気をつけて行ってきます。
掲載日:2014年4月2日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る