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    10月2日 第2205例会 |

    10月2日 第2205例会

    職業奉仕について

     10月はロータリークラブでは、職業奉仕ならびに米山月間です。それで職業奉仕に就いて少し書いてみます。

    ロータリークラブは1905年、アメリカシカゴ市に於いて、ポールハリスを始めとする4人の友達により組織されました。

    そのきっかけは、其の当時の職業倫理の荒廃を見かね、たとえ4人の内だけでも公正な取引をしょうではないかとの考えから生まれました。

    だからこの職業奉仕の考え方は、ロータリークラブでは一番古くロータリーといえば職業奉仕といわれる所以です。

    この職業奉仕の、理念面の基盤を作ったのが  1908年、シカゴRCに入会したアーサ F シェルドンです。彼は1910年、シカゴの連合年次大会に於いて「He profits most who serves his fellows best.」という文章をはじめて披露しました。

    この言葉は、キリスト教倫理の原理である「黄金律」の「他人にしてもらいたいことを、他人にせよ」「他人に奉仕をすれば利益が得られる」と共通しています。

    これが、今の職業奉仕の票語「He Profits Most Who Serves Best」に繋がっています、意味は「一番多く奉仕した者一番多く報われる」ということです。この様に100年以上も前に出来た理念が立派に通用しています。(2012年の改定で今はHeがOneに変更になりました大意は変わっていないと思います。)

    歴史的にみて、この様な背景のもとロータリークラブとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりなのです。

     

     

     

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