5月14日 第2234例会
ロータリー友誌 2015年5月号のSPEECHの欄にRI2680地区の西播第一グループIM記念講演要旨という記事が載っています。
岡山県立岡山盲学校講師 竹内昌彦氏の講演の話です。主題は「見えないから見えたもの」という、この記事を読んで感動し又気付きを与えてもらえました。
少しその内容について、記事に則り書いてみます。竹内氏はまず自分の生い立ちから書き始められ、最後は皆に向かってエールを贈って締め括られています。素晴らしい内容だと思います。
少し具体的に内容を書くと、子供の時に病気によって失明し、それからどの様に成長してきたのかという事を書いています。その中で自分自身の努力では如何にもできない問題と、如何にか出来る問題を解りやすく書いています。
人がどの様な家庭に生まれるかという様なことは運以外の何物でもありません。また子供の時の病気等もこの部類でしょう。その様な中で竹内氏
は、成長していく過程で親の愛情とその他廻りの人の愛情、それに教育の重要さを書いています。そして記事の中では400人に1人の割合で眼の不自由な人が生まれて来ると書いています。
その1人に自分が当たり399人の他の人の眼を守ったと書いています。これは丈夫な体を持っているだけで十分幸せな事だと言うことが言いたいのだと思います。だから自殺はするなと書いています。
そしてやはり最後は、自分だけが良かったでは駄目で、皆にどれだけ自分が困っている人を生かせるかだと結論しています。それが面白い人生 粋な人生だと書いています。まさにロータリー精神と同じだと思います。
掲載日:2015年7月9日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る