6月25日 第2240例会
惻隠の情について
この言葉は、中国の戦国時代の魯の国の思想家 孟子(BC372~289年 本名孟輠 山東省の人)から出た言葉です。
意味はいたわりの気持ち 憐みの気持ちという心の事です。しかし現在の日本社会では、少し薄れてきているように感じるのは私だけでは無いと思います。残念な事であると同時に、少しさびしい気持ちです。
人は所詮一人では、生きられない動物です。だからやはりお互いを認めあい協力してやっていくしか方法がないと思います。こんな言葉も有る「鮎は瀬に住む、鳥は木にとまる、人は情けの袖に住む」上手に言い表した言葉だと思います。
ロータリークラブの、奉仕活動にも一脈通じるのではないかと思います。
何の見返りも期待しない、それこそ本当の奉仕の心ではないでしょうか?
これで私の任期最後の、会長の時間の話といたします。会員の皆様1年間のご清聴有難う御座いました。
掲載日:2015年7月9日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る