10月8日 第2253例会
祝ノーベル賞受賞
今年の生理学・医学賞に大村智氏、物理学賞に梶田隆章氏のダブル受賞となり日本の自然科学分野のレベルの高さが証明されたと思います。
自然科学分野の受賞者は、戦前はドイツの36名が最も多く、英国26名、米国18名、仏国15名と続き、日本の受賞者は0でした。
戦後の受賞者数は米国232名、英国52名、ドイツ33名、日本19名で日本は仏国を抜き 4位となりました。また、今世紀に入ってからは米国57名、日本13名、英国10名、ドイツ・仏国6名で、今世紀に入ってから日本は素晴らしく高い受賞実績を上げています。
戦後や今世紀の実績に日本人としての誇りと自信をもっても良いと思います。
余談になりますが、ノーベルが女性に入れあげた話や数学賞を設定しなかった理由の逸話を聞くとノーベルの人間性が垣間見れ、ノーベル賞はとても遠い存在ですがノーベル自身は身近な存在のように感じられます。
掲載日:2015年11月17日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る