3月3日 第2271例会
相続便り
大阪国税局より平成25年分(2013.7.1~2014.6.30)の相続税の課税状況が公表されました。その公表資料より、豊中市で何人ぐらいの人が相続税を課税されたのか推測してみました。
豊中市で1年間にお亡くなりになる方は約3,300人、その内約250人の方に相続税が課税されていると推測されます。また、豊中市では全国平均4.3%の1.7倍、7.5%の割合で相続税が課税されていると推測されます。
2015年1月1日より基礎控除額等が減額(5千万円が3千万円に、人的控除が1千万円から6百万円に減額)されたため、豊中市ではお亡くなりになる方の内、10%~15%の方に相続税が課税されると予想されます。
また、平成26年度の遺産分割事件は8,951件
で、遺産額5千万円以下が6,721件(75%)、その内1千万以下で2,894件(32%)と報道され、相続財産に対する争いは遺産額の多い少ないに係わらず発生しています。
相続が争続の場にならないように、対策を考える時代になっているようです。
掲載日:2016年8月8日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る