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    5月8日 第2186例会 | 5月1 日 第2185例会 | 4月24日 第2184例会 | 4月17日 第2183例会 | 4月 3日 第2182例会 | 3月27日 第2181例会 | 3月20日 第2180例会 | 3月13日 第2179例会 | 3月6日 第2178例会 | 2月27日 第2177例会 |

    5月8日 第2186例会

    一夜限りの自宅情報集会復活

    5月15日(木)、“一夜限りの自宅情報集会復活”と名を打って、情報集会を会長宅で実施します。

    豊中南ロータリークラブでは「情報集会」と呼ばれている会合はロータリー百科事典によると、かつて「炉辺談話」通称「炉辺会合」といわれた集いは、名称に「座談会」「家庭集会」「情報集会」(Informed Group Meetings)などと変遷があり、現行では、この言葉そのものが「手続要覧」には見られなくなっている。一方、RIニュースなどにはInformal(Discussion) Meetingという表現も出ている。実態として、クラブによって、さまざまな名称で集会が行われています。

    当2660地区では、「クラブ会員の研修」を今後の地区重点活動項目として取り上げているので、クラブ研修委員会、あるいは規定情報委員会の主催のもとで、各クラブがいろいろなかたちの「ロータリー情報集会」を企画・開催されることが推奨されています。

     情報集会は、新会員がロータリーを理解し、会員との距離を縮める事にあり、同時に会員相互の親睦と情報交換を行い円滑なロータリー活動を推進する事を目的とし、会員の自宅その他に少人数が集まって和やかに自由討論する非公式な会合です。

    家族の理解と親睦を深めるためにも推奨されているプログラムで、この会合に参加し、発言し、他人の意見を聞くことによって会員はロータリーの持つ一層深遠な人間味をより明確に認識するようになるという大切な役目も果たしています。

    現在では親睦会を兼ねた「情報集会」を開くクラブが多くなっています。

    歴史的には“1935年に、新入会員にロータリー情報を提供するために始められ、その後シカゴ・クラブがこれを取り入れて、大きな成果を修めたことから、世界的に広まったと記されています。

    下記ロータリー探究HPより引用です。 

    かつてロータリーの友に、『ロータリー問答』という欄が連載されたことがあり、1991年5月号に次のような記事が掲載されていました。

     “まず手続要覧によりますと、1981年版まではFireside Meetings とあり、和訳では炉辺会合となっていましたが、1984年版からはInformed Group

    Meetingsに変わり、和訳は 1986年までは座談会に、1989年版からは家庭集会になっています。さらに英文では、Small Group Discussion Meetings また、RIニュース1989~90年第2号では、Informal (Discussion) Meeting という表現もありますが、いずれにしても、表現の相違はありますが、内容は全く同じであると考えてよい。”ようです。

    情報集会の開催頻度はクラブによって異なります。

    大人数のクラブで、例会で100名10テーブルのテーブルメンバーが毎月変わるテーブルメンバーと、月単位で新しい座席になる度に、同じテーブルになった会員が集まって年に12回開催しているクラブもあります。

    またアクティブなクラブでは年間30回開催し、情報集会での親睦に重きを置くクラブもあるようです。

    豊中南RCでは昨年までメンバーを2グループに分け、年に各2回開催していましたが、

    本年度より会員数と参加人数のボリュームに合わせ、全員参加型の情報集会を年に4回開催するようになりました。

     もともとは、会員の自宅で開催していたようですが、日本人のライフスタイルが変わったことで昨今ではホテルやレストランなど自宅以外の場所で開催するケースがほとんどです。

     今月15日はメンバー皆様の参加を、旨い酒と料理をご用意して、心よりお待ちしています。

     

     

    5月1 日 第2185例会

    米山記念奨学金 

     5月は特に“月間”は定められていませんが、ガバナー月信で福家ガバナーが米山セミナーについて述べられています。

    本日の会長の時間は米山奨学生についてお話しをさせていただきます。

     

    下記福家ガバナーコメントの抜粋です。

     昨年10月5日に第2690地区の地区大会で感動的な米山奨学生のプレゼンテーションを聞かれたそうです。

     プレゼンテーションに立ったのは、プサコーン・ホンヨックさん(女性)でタイ米山学友会メンバーです。現在タイ国のパナソニック株式会社、代表取締役社長秘書であり部長をお勤めです。

    彼女は高校の交換留学生として1991年に来日し、1年間を過ごしました。その時のホスト・ファミリーご夫妻はとても素晴らしい方で、彼女の帰国後わざわざタイを訪れて日本の大学への進学を勧められました。彼女は島根大学に入学し、猛勉強の末4年生の時に米山記念奨学生に選ばれたのです。彼女は大学卒業後、島根県横田町の町役場に勤めますが、横田町がタイと「そろばん交流」を始めており、彼女はタイの子供たちへのそろばん導入に貢献し「そろばん大使」の役割を果たしました。彼女は米山奨学生となったお蔭でロータリーの例会に出席し、ロータリアンと交流するようにもなりました。その結果社会人となるための様々な心得を身につけることが出来ました。そして今は、タイのパナソニックで要職についており、タイ米山学友会メンバーとなっています。

     彼女は米山奨学生となったことで、お金では買うことのできない素晴らしい人間関係を築くことになり、大きく成長しました。彼女はホスト・ファミリーへの思いを熱く語り、聴衆が涙を流すほどの感動を与えたのです。

    我が地区でも米山学友を招いて、彼(女)らの感動体験を語ってもらう機会を作るべきだと感じ、本年9月6日に「地区米山セミナー」にて催されることになりました。

    4月19日、次年度の地区研修に参加してまいりました。あと2か月で会長任期を満了する私の次年度の担当は米山奨学委員長で、部門協議会では米山奨学部会のセミナーを受講し、本年度奨学生であるアブデルアール・アハメド・ムハマード・ムハマンド君のプレゼンテーションを聞きました。

    日本への留学を強く希望し、渡航費と学費を準備すべく、アフリカで勉強をしながらアルバイトに勤しんだものの、このままの生活では老人になっても日本へは行けないと悩んでいる矢先に米山奨学生のチャンスを頂いたそうです。

    印象に残る言葉を紹介します。「学生にとって日本で勉強をするには“時間とお金のバランスを保つのが重要課題”」との事でした。限られた時間をアルバイトに費やすと、勉強、交流、奉仕に使う時間が制限されると言う意味です。彼は米山奨学金を有効活用し、大切な時間に置き換えて、勉学と交流と奉仕に専念しているのです。卒業後は帰国し、自らの知識を祖国にフィードバックし、必ず日本との懸け橋を約束する力強い結びでした。

    私は20歳の時に年次目標を2つ立てました。

    ①     国家試験である2級ガソリン自動車整備士資格を取得する。

    ②     アルバイトで年間¥100万稼ぐ。

    学生アルバイトで月に¥84,000稼ぐには当時の時給¥700で120時間の労働が必要となり勉強との両立はかなり大変であった事を思いだしました。

    4月26日、池田くれはRCの30周年記念式典に参加してまいりました。

    会場で我が豊中南RCの奨学生、張君が同クラブの姉妹クラブである韓国ソウル安岩RCとの通訳を勤めていました。自分の息子が社会貢献している一幕を見るような心境で誇らしく思えました。もちろん我々の姉妹クラブ梁山RCとの通訳も日常的にお願いし貢献いただいている事も重ねてお伝えしておきます。

    池田くれはRCの帰り道、阪急電車の中で張君と他2名の奨学生とお会いしました。

    一人がアメリカ人、もう一人がタンさんという台湾人女性で現在日本の企業に勤務されています。5月25日、豊中南RCの45周年記念事業及び式典で台湾語の通訳をあてなく探している矢先であったためお願いしたところ快諾をいただきました。

    米山奨学生とのご縁を大切にしたいと考えます。

    先週の会長の時間で、賢いお金の使い方は“次世代を担う若者に投資すること”とお伝えしました。米山奨学生は日本に対する“思い”がある限り、将来必ずや日本と母国との懸け橋になってくれると確信します。張君が日本の高速増殖炉のトップセールスになる日が来るかも知れません。

    昨年10月にもお話しをしましたが、2005年まで1,000名の米山奨学生を採用していましたが、2006年から2012年度採用までの 8年間は特別積立財産を取り崩して800名を維持してまいりました。2013年度採用より更に100名削減の700名となっているのが現状です。米山財団の目的『ロータリー米山記念奨学会は、将来母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍する優秀な留学生を奨学することを目的とする』をご理解いただきますよう重ねてお願い申しあげ、会長の時間とさせていただきます。

     

     

    4月24日 第2184例会

    賢いお金の使い方

     先日、三谷幸喜作・演出の芝居『国民の映画』を見てまいりました。舞台は

    1940年代のドイツ・ベルリン。主役であるヒトラー内閣のNo.2ヨゼフ・ゲッペルズ氏は宣伝省の初代大臣で、彼にはすべての芸術とメディアを監視検閲する権利が与えられていた。巨額の富を得、豪邸に住むヨゼフは著名人を集めしばしば晩餐会を行う。調度品、美術工芸品には金を使うが、食事には金をかけない主義の彼が主催するパーティーは不評で招待された要人達は、帰りにレストランを予約するありさまで常々迷惑に感じていた。

    そんなヨゼフ氏には大きな夢があった。最高のスタッフとキャストを集め、全ドイツ国民が世界に誇れる自分が理想とする映画を作ろうと考えていた。

    ある日ゲッベルズは映画関係者たちを呼びホーム・パーティーを開く。大臣の立場で映画の製作と出演の依頼をするが、情の無さと不味い食事が相まって協力者の賛同を得ることが出来ず、無理矢理撮影した映画はヒットしなかった。

    以前、尊敬できる方から面白い話しを聞いた。滋賀県で会社を経営される方でロータリークラブの会長経験者でもある。『金儲けの上手な方はたくさんおられるが、金の使い方が上手な方はめったにおらん・・・』と。

    本日の会長の時間は賢いお金の使い方についてお話しします。

    お金の使い方は大きく分けて投資と消費に分類される。

    消費というのは普段の生活で使っていくお金のこと。飲食費や娯楽費、服や靴を購入する『衣・食・住・遊』がこれにあたる。

    投資というのは将来への発展や見返りを期待して使うお金のこと。具体的には、学生時代の学費や、ビジネスセミナーの受講等、何らかのスキルを身に付けるためにお金を使うことを言う。もちろん株や金融商品に投資することや、企業の発展を目的に設備を充実させたり新商品の研究開発費も投資に含まれる。

    消費重視でお金を使う人と投資重視でお金を使う人、3年後、5年後に成功しているのはどちらの人だろうか。

    一般論では投資重視でお金を使ってきた人のほうが成功する可能性は極めて高いと言われているが前紹介の『国民の映画』を見るとそうとも言い切れない。

    アベノミクスの3本の矢、金融政策、財政政策、成長戦略を紐解けば、消費の促進を進める政策であるようにも思える。

    ここからは私の持論となる。

    人生を 起・承・転・結で表すならば

    二十歳までは社会に出るための準備期間。

    20代は“起”30代は“承”40代が“転”で50代が“結”。

    そして定年を迎える60代からは、いままで蓄えた豊富な知識や経験、富を社会に還元していくタイムテーブルが素敵だと考えます。

    ビジネスオーナーの立場としては現役である限り企業への投資は続けるべきでしょう。

    個人としての賢いお金の使い方は、準備期間である10代や社会人として動き始める“起”の世代である人に投資をする。言い方を変えるとこの年代の人々にはあまり消費を推奨する行為は避けたほうが良いと考える。

    ロータリアン年代は奉仕の精神で社会への投資を忘れてはいけません。

    そして日本経済のためにもどんどん消費をしてください。

    ご自分は消費重視派か投資重視派かを一度考えてみてください。

    そして日本の未来のために若者への投資をしてください。

    子や孫には小遣いをあげるのではなく教育費に投資してあげてください。

    今の日本の経済のために消費を実践してください。

    たくさん消費をして何物にも変えられない「人生の思い出づくり」をしましょう。

     

     

    4月17日 第2183例会

     4月10日から3泊4日の日程で姉妹クラブである台北士林ロータリークラブを11名のメンバーと家族で訪問してまいりました。

    今回の訪問は、フィッシャー会長率いる台北士林RCが本年38周年を迎えたお祝いと、グローバルグラント事業の式典参加が目的でした。

     グローバル補助金とは、プロジェクト実施国のロータリークラブまたは地区(台北士林)とそれに資金や専門知識を援助提供する海外のロータリークラブ(インターナショナルスポンサー)(梁山、caloocanと日本からは寒川、豊中南)が協力して行う国際奉仕プロジェクトに使用出来る補助金です。

    グローバル補助金の対象となる事業は国際ロータリーが定める6重点分野に該当することが条件となり、今回は重点分野No2にある『疾病予防と治療』に該当し、持続可能なプロジェクトであること、また効果が測定可能な事業であることが条件となります。

     

    今回のGG事業の事業名は『台湾花蓮県に健康と愛を伝える結核プロジェクト』です。

    花蓮県は台湾東部に位置し、岩が隆起して出来た地形から平野部が乏しく、職を持たない原住民が山岳部で暮らしている台湾の中でも経済力の弱いエリアとされています。当地区では結核の発病率が高く、台湾の平均結核患者率は人口10万人に対して54人(日本17名、フランス9名、アメリカ4名)であるが、花蓮県のある地域では発病率で4.5倍の243名、また死亡率では他台湾エリアの

    10倍を上回り、何らかの対策が急務とされていた。

    今回のプロジェクトでは、3.5tonトラックを医療用バスに改造し、各部落を巡回し、結核に感染していないかの検査を行うと同時に、衛生教育や健康促進活動を行っている。また114名の地元村民を衛生推進員として教育し、彼らが各家庭を巡回して結核予防の啓蒙活動を行っている。

    また原住民が用いる言語を使った結核予防PR映像の制作など、数々の配慮がなされた事業である。

    具体的には2013年7月からプロジェクトがスタートしており、事業総予算は142,000USD、豊中南RCからは現金2,000USD、DDF5,000USD、グローバル補助金から6,000USDの合計13,000USDが拠出されている。

    この度の花蓮訪問では医療保険バスのお披露目と、ここ9か月の活動報告が行われた。

    まだ始まったばかりの事業なので、今後の成果報告を期待いたしましょう。

    花蓮県に住む原住民、アミ族の慣習について勉強してまいりました。

    アミ族では女性の位が高く、男性が婿に行く制度が強制されていた。

    8月3日に祭典があり、襷をかけた男性が女性の輪の中で正座をする。

    女性が婿を選び、背後から男性の襷を外すとその場で結婚が成立する。

    無論、男性には選択肢はなく、えらばれたら必ず結婚しなければならない。

    結婚後も婿の立場は弱く、下記2項目に該当した場合は三行半を言い渡され質素な生活を強いられる。

     働きが悪い場合  

     大飯を食らう場合

    また女性には何度でも婿を選ぶ権利があるため、必然的に男はよく働き女性を大切にする習慣が根付いたそうです。

    またこの周辺では当時首狩り族が多く、畑仕事をしている最中に突然首を狩られるリスクもあり、火の見櫓のような監視塔に見張りをたてて仕事をしたと言うことでした。

    アミ族の男性に生まれなくてつくづく良かったと感じました。

     

     

    4月 3日 第2182例会

     4月はロータリーの雑誌月間です。RIの公式機関紙「ザ・ロータリアン」および世界31の地域雑誌の購読と、活用促進に役立つプログラムを実施する月として定められています。各クラブにおいてもこの月間にはロータリー誌に関する何らかのプログラムを実施すること、とされています。

     「2010年手続要覧」では「各会員は会員身分を保持する限りRIの機関雑誌またはRI理事会から本クラブに対して承認ならびに指定されている地域的なロータリー雑誌(日本では「ロータリーの友」)を購読しなければならない」と定めています。皆様はロータリアンの三大義務(会費の納入、例会出席、ロータリー

    雑誌の購読)をご承知のことと思いますがこの中にも「ロータリー雑誌の購読」が

    入っています。

    雑誌月間とは無関係ですが、ロータリーの友社から2008年8月「Rotary 世界と日本」が創刊されました。2009年以後毎年8月に アップデートしています。A5判16ページの 小冊子で、1セット(10冊)で525円です。

    クラブや地区で開催する公開講座、スポーツ大会、地域でのイベントなどの際にロータリアンでない人々に配って欲しいというものです。会員増強のツールになりますので、『豊中夢の第九コンサート』での配布を検討しています。                         

    (ガバナー月誌福家ガバナーのメッセージより引用)

     

    2660地区はロータリーの友の掲載がずば抜けて多い地区です。

    下記、豊中南RCが原稿を投稿し、掲載された実績です。

    ※ロータリーアットワーク

    2009年10月4日、二井年代に開催された『豊中子ども音楽祭』の活動内容が天羽会員執筆のもとロータリーの友2010年2月号に掲載された。

    2011年7月28日、西口年代に岩手県立児童養護施設みちのくみどり学園で実施した震災支援事業『発電機贈呈式と和太鼓の激励演奏事業』が水野委員執筆のもと2011年12月号に掲載された。

    ※卓話の泉

    2002年 4月号 「ウニ・からすみ・このわた」  山本(榮)会員

    2007年 9月号 「戒と戒名」         秦 会員

    2009年 5月号 「シェパード犬」      古澤会員

    ※横組み特集記事

    2005年9月号

    ロータリーの友英語版2005 Winter Edition No.63号

    「青少年の夢をタイムカプセルに」     秦 会員

     

    本年度5月25日に豊中南RC45周年記念事業『豊中夢の第九コンサート』が開催されます。大木原広報委員長が中心となって、事業内容をロータリーの友に投稿いただけますようお願いをして会長の時間とさせていただきます。

     

     

    3月27日 第2181例会

    今日は何の日?

    本日は恒例の親睦例会です。岡本親睦例会委員長とSAA多田さんに設営をお願いいたしました。

    唐突ですが本日3月27日は何の日かご存知でしょうか。さくらの日です。

    3×9(さくら)=27の語呂合せで日本さくらの会が1992(平成4)年に制定しました。日本の歴史や文化、風土と深くかかわってきた桜を通して、日本の自然や文化について関心を深める日です。

    今日の親睦例会の食事のメニューは桜文化とはほど遠いイタリアンです。

    ちなみに毎月27日はツナの日、28日はニワトリの日、29日はにくの日30日は味噌の日と 続きます。

    食材と記念日はさておいて、親睦が深まる楽しい時間を一緒にすごしましょう。

     

     

    3月20日 第2180例会

    名言・格言集

    本日の会長の時間は世界の名言、格言をお伝えします。ロータリアンであり経営者であるメンバーの皆様を勇気づける言葉をチョイスしてきました。

    我々を助けてくれるのは友人の援助そのものと言うよりは、友人の援助があるという確信である。

    <エピクロス> 紀元前270年古代ギリシャの哲学者

    家の装飾はしばしば訪れる友人達である

    <エマーソン> 1803年アメリカの思想家・哲学者18歳でハーバード大学卒

    空気と光と友人の愛。これだけ残っていれば気を落とすことはない。

    <ゲーテ> 1749年 ドイツの詩人、法律家、政治家

    スタートをきる方法はしゃべるのをやめて動き始めることだ。

    <ウォルト・ディズニー> ロータリアン、1901年 実業家 

    ミッキーマウスの生みの親

    ほとんどの人間は逆境に耐えられる。人格を試したいなら権力を与えよ。

    <エイブラハム・リンカーン> 1809年 アメリカ16代大統領

    やり方を教えてはいけない。やることを伝え、その結果であなたを驚かすように仕向けるのだ。

    <ジョーン・パットン> 1855年アメリカの陸軍軍人。

    モットーは大胆不敵であれ!

    コミニュケーションで最も大事なことは、言葉にならないことに耳を傾けることだ。

    <ピーター・ドラッカー> 1909年ユダヤ系オーストリア人経営学者、

    マネジメント発明者

    リーダーシップとは、あなたがしてほしいと思う何かを、人に「自分がやりたいからやる」と思わせる技である。

    <ドワイト・アイゼンハワー> ロータリアン、1890年 陸軍参謀総長を経てアメリカ第34代大統領

    人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走り続けなくてはならない。

    学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ。

    間違いを犯した事の無い人というのは、何も新しいことをしていない人のことだ。

    私は頭が良いわけではない。ただ人よりも長い時間、問題と向き合うようにしているだけである。

    私には特別な才能はない。ただ私は情熱的に好奇心が旺盛なだけだ。

    美人にキスしながら安全運転が出来る人間は、キスに十分集中していない。

    人生の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。 

    <アルベルト・アインシュタイン> 1879年 20世紀最大の物理学者

     

    人間の価値は彼が与えるものにあり、もらえるものにあるのではない。

    学校や大学、そして人生における学習のもっとも重要な動機は、労働の喜びであり、それによって共同体に奉仕する結果を獲得することである。本当に価値あるものは、野心や単なる義務の感覚からは生じない。むしろ人間や対象物に対する愛と献身から生じるのだ。教育者(経営者)のもっとも大切な仕事は、若者をこれらの心理的な力に目覚めさせ勇気づけることである。

    このような基礎こそが、この世でもっとも貴重な財産 -知識と技芸- を有することの喜びに導いてくれるのだ

    <アルベルト・アインシュタイン> 1879年 ドイツ生まれのユダヤ人。

    20世紀最大の物理学者

    私はただ2つのルールを守ってきただけだ。「できることはすべてやれ」

    「やるなら最善を尽くせ」。これが何かを達成するための唯一の方法なのではないだろうか。

    なぜ引退しないのですかと聞かれたら、私はこう答える。「錆びつくより、擦り切れる方がましだ」。じっとしていて錆びつくより、身を粉にしている方が好きなんだ。

     

    ロータリークラブのメンバーとして迎えられたとき、私は彼らのスローガンに心打たれた。「最も奉仕する者が最大の利益を得る。我が身の前に他人に奉仕せよ」。以来私は、ものごとを行う際、これら2つのモットーに従うように努めてきた。

    <カーネル・サンダース> ロータリアン 1890年アメリカの実業家。

    ケンタッキー・フライド・チキンの生みの親

     

    世界の名言、格言を調べるなかでロータリアンの先輩が残された言葉の多さに驚きました。

    これは偶然ではなく、ロータリーの精神を貫いた方こそが生前に立派な功績を残し、後世までも人の心に響く名言が残っているのではないでしょうか。

     

     

    3月13日 第2179例会

    確証バイアス 

    確証バイアスとは社会心理学の用語で、個人の先入観、思い込みに基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという現象である。バイアスを直訳すると偏りを意味する。

    「あの人の意見にはバイアスがかかっているから」のように思い込みや思想などから意見等が偏っていることにも用いる。

    例えば「あの人はいい人だ」と周りから評価されている人がいたとします。

    しかし改めて考えると、何を根拠にいい人と判断しているのかよくわからないケースもあります。

    昔一度お世話になったから、顔立ちや雰囲気にいい人が漂っているから、まわりの人がいい人と言うから・・・ 何らかの情報から引き出された推論ではあるが、仮説にしか過ぎない事を経営者は認知しておく必要があるといった学問だ。

    転職してきたAさん。本当は腹黒い人にもかかわらず、着任早々柔らかな物腰と笑顔で「いい人」という印象を社内に一旦植えつけたとすると、「いい人」的な事実ばかりを発見してしまう落とし穴にはまる危険性がある。

    例えば得意先の社長に丁寧に挨拶するのを見て「やはりいい人だ」と思いを強める。

    深夜までパソコンに向かっていれば「たいへんな

    仕事を任されたのだろう」と信じ込む。

    苦みばしったAさんの表情を見て女性社員は「素敵・・・」とうっとりする。

    しかし本当は、不正経理の証拠を必死でもみ消しているだけかも知れ無い。

    結婚詐欺の被害にあった女性で、詐欺男が多数の女性から言葉巧みに金品を奪い、警察に逮捕されたにもかかわらず「あの人は私に対してはそんな人じゃない」と訴える場面をテレビで見た事がある。これは結婚詐欺師に対してよい人のバイアスをかけてしまった結果の被害といえる。

    推理小説でいかにもいい人そうなバックグラウンドを持つ人の、いい人行動を描写しておいた後で、実は凶悪犯であった・・・ こんな古典的な手法が今も有効なのは、誰もが確証バイアスから逃れられない証拠といえる。

    人には自分が信じていることを確かめるための情報は探し受け入れるが、反論となるような証拠を無視したり、探す努力をわざと怠ったりする習性があります。このため、最初の判断を補強する情報だけで調整が行われ、自分の判断は「間違っていない」と錯覚してしまいます。これを“思い込み”とよび、年齢とともに激しくなる傾向にあるようです。

    バイアスを昔ながらのことわざで表現すると「恋は盲目」「あばたもえくぼ」「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」など、かたよった仮説による判断の歪みを表現しています。

    確証バイアスには逆のケースもある。

    見るからに怖そうな男が込み合った阪急電車の席で座っていたとしよう。

    そこに一人の妊婦さんが乗車してきた。他の乗客が気づかぬふりをする中で強面の男が「どうぞ」と席を譲ったとしよう。

    風貌からの先入観でこの人は怖い、人のために自分を犠牲にすることは無いとの思い込みが逆転した瞬間に一気に信頼感が高まることもある。

    確認バイアスの学問をビジネスに取り入れればブランドを強くする効果もある。

    企業のイメージやブランドはまさに確認バイアスそのものと言える。

    老舗とは長年にわたって生き残ってきた歴史、年月をもって人々に「信頼出来る企業だ」という仮説を抱かせる。

    “すべてはお客様の「うまい!」のために”ビールのキャッチコピーに企業理念を融合表現した素晴らしい確証バイアスへの訴えである。

    たとえ企業に不祥事が起きた時でも巧みな対応によって「さすが○○社」と逆転で確認バイアスに訴えることも出来る。

    人間が持つ真理的な性質を理解した上で上手に活用し、企業経営、組織運営を行うことがロータリアンのスキルとして必要なのではないでしょうか。

    <日経ビジネスより一部引用>

     

     

    3月6日 第2178例会

    世界ローターアクト週間と識字率向上月間について

    (1) 世界ローターアクト週間

     1993年、RI理事会はRACの創立25周年を記念して、3月13日を含む1週間を「世界ローターアクト週間(World Rotaract Week)」に指定しました。

    「 ローターアクト(RA)」」の名称は「ロータリー」(Rotary)と「行動」(Action)から来ています。

     RACとは、18~30才の若年成人を対象に、奉仕を志向する市民と指導者を育成するため、ロータリークラブ(RC)が提唱する世界的な団体です。地域社会を基盤とするRACと、大学を基盤

    とするRACの2種類のRACがあり、2660 地区内には18のローターアクトクラブ(以下 RAC)があり、活発に活動しています。

     (2) 識字率向上月間

    15才以上の人を対象としたユネスコの調査では、世界で8億人もの人々が読み書き能力が無いという。

     識字率が最も高い国、日本で生まれ育った私たちにとって識字率の低い国を理解することは簡単

    ではありませんが、ロータリアンとして知っておく必要があると思います。世界の183の国で識字率、75%以下の国は48にも及びます。その

    48の中にはポリオ常在国とされるナイジェリア、パキスタン、アフガニスタンの3カ国が含まれて

    います。これは決して偶然の一致では無く、読み書きが出来ないことで、ポリオという疾患やその予防について知る機会を逃し、ポリオ撲滅の阻害要因となっていると言っても過言ではないと思います。

     識字率の低さは真実を知る機会を奪い、人々を貧困や病という不幸で深刻な状況に追い込んでしまうのです。

    ロータリー財団の奉仕活動の重点分野は

    ①平和と紛争解決/予防

    ②疾病予防と治療 

    ③水と衛生 

    ④母子の健康 

    ⑤基本的教育と識字率向上 

    ⑥経済と地域社会の発展

    の6分野であり、これらは「平和のための活動」です。

    平和を維持する基本条件、食糧、水、住居、医療、識字、雇用、人権などの基本的条件を維持・改善するためにロータリーは活動し続けているのです。

    つまり、識字は人間が人間らしく生きて行くための基本的条件の一つです。そして基本条件の中でも最も重視すべき要件だと思います。

     では私たちは何をすべきなのか、それを考えてみる機会が「識字率向上月間」だとお考え下さい。

    <ガバナー月信3月号福家ガバナーのメッセージより引用>

    2010年までミズノマリンでパキスタン人男性を雇用していた。学歴は神戸大学の大学院を卒業。

    パキスタンのウルドゥー語、日本語、英語を操り、日本の裁判所でパキスタン人やインド人が裁判にかけられる時、彼が裁判所の通訳として出向いていた。

    彼に話を聞くと、パキスタンでは識字率を含め学力が低いとの事。宗教的な制約もあり、勉強をしたくても出来る環境にないと痛感していたそうだ。

    そんなパキスタンでロータリークラブは学校を建てたり医療関係の援助をしてくれたり国民にとっては非常にありがたい組織と感謝をしていた。

    平和な日本にいるとロータリー財団の奉仕活動が、我々には伝わり難いかもしれません。しかしながら識字率向上を含む重点分野に確実に貢献していることをお伝えして会長の時間とさせていただきます。

     

     

    2月27日 第2177例会

     2月21日、22日の地区大会は多くのメンバーにご参加いただきました。

    特別講演では『日本の進路と誇りある国づくり』をテーマに桜井よしこさんに

    ご講演をいただき、メインホールを埋め尽くす盛況ぶりでした。

    日米安保条約に頼らず、自国は自国で守らないと島々はおろか海域、空域まで  侵略される結果となるといった内容の“平和ボケ”に警告を発する講演でした。

    今日の会長の時間は桜井講師の警告を受け、日本の防衛費についてお話しします。

    行政上の文書などでは「軍事費」「防衛関係費」「国防費」と呼ばれており、将兵に払う人件費、安全保障に関わる資材の新規調達経費や維持経費、それらを使って訓練し運用する経費、軍事政策や軍事作戦に関する各種の費用の総計を言う。

    近年は、厳しい財政事情の下、一般会計予算歳出の伸びの大半は社会保障関係費であり、防衛関係費は抑制される傾向にあります。

    防衛費について平成14年度は4兆9千億円ありましたが、平成24年度は4兆6千億円となり、10年前と比べると約3,000億円の減少となっている。

    日本の防衛費を諸外国と比較すると、直近10年間における主要国の国防費の変化は、平成14年年度を1とした場合、平成22年度において日本は0.9倍と減少しているのに対し、ロシアは5.3倍、中国は3.4倍、米国は2.0倍となっている。また、2010年度の主要国国防費のGDPに対する比率は、日本は0.8%、ロシアは5.3%、中国は2.2%、米国は4.6%となっている。

    防衛費が抑制される中、装備品の高性能化などの要因により、整備維持費用が増加し、新規主要装備品の調達を圧迫している状況です。平成17年度以降は、整備維持経費が新規調達金額を上回っています。装備品について維持・修理間隔の見直し、運用期間の延伸などの対策を行っています。具体的にはヘリや航空機、船舶のエンジンオーバーホール間隔の延長や護衛艦に艦齢延伸措置を行い、運用期間をこれまでより5~10年程度延伸し使用しています。

    但しこれらの老朽化した船舶の延命運用や、旧軍時代から引き継いだ築50年以上経過する自衛隊施設の延命運用は防衛力を支える基盤への影響も懸念されます。

    安倍晋三首相は、日本の軍事力の強化と平和憲法の改正を訴えている。防衛費予算案承認に先立って政府は、4月からの5年間で24兆6700億円を支出する中期防衛力整備計画をまとめ、2014年度の防衛費総額は4兆7800億円で、前年度比2.2%増となる。

    防衛費上乗せに対する考え方は賛否両論あるでしょうが、現時点での平和で安全すぎる日本では差し迫った危機感が無いため、今のままで良いとの考えが正論のようにも感じがちですが、RC地区大会特別講演を素直に受け止めるのであれば、事ある前に備えをしておく必要があるのではないかと感じました。

               (防衛省資料引用)

     

     

     

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