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豊中ロータリークラブの皆様、本日はようこそ我々豊中南ロータリークラブの例会にお越しくださいました。最後までゆっくり楽しんで帰ってください。
先日、『永遠のゼロ』『海賊と呼ばれた男』で今話題の小説家、百田尚樹氏の講演を聞く機会がありました。
本日の会長の時間は百田氏の講演から心に残った話題を2つご紹介します。
1956年2月23日生まれ、現在57歳の百田氏が小説家としてデビューしたのは7年前の出来事です。放送作家として活躍中ではありましたが、何か新しい事にチャレンジしてみたい気持ちがあったものの、50歳からの新たな挑戦ではすでに遅いかと自問自答していたある日の事、自らが手がけるテレビ番組『探偵ナイトスクープ』で、『世界最高齢のマジシャン』を桂小枝師匠が取材した時のことです。世界最高齢のマジシャンは福岡在住の取材当時94歳の方でした。マジックの腕前はさておいて、レポーター小枝師匠が本業を尋ねたところ、86歳で整体師の免許をとり現在に至るとのこと、百田氏は“86歳で整体師の免許を取った”の一言に衝撃が走ったと言います。男性の平均寿命を過ぎてから、新しい勉強を始めて資格を取る人が元気で頑張る中、自分は何を迷っているのかと目が覚めて、50歳から執筆活動をスタートしたそうです。年齢に惑わされず新しいことに挑戦する事がいかに大切か、昔の話しや過去の栄光ばかり繰り返すのは周囲の人やお孫さんにとって退屈であることを認識し、仕事もロータリー活動も私生活も絶えず新しい挑戦を行うべきだと感じました。
2つ目の話題は伝えることの難しさと大切さです。
処女作、永遠のゼロは第二次世界大戦当時のゼロ戦乗りをテーマにした小説です。50代の百田世代は戦争時代の話しを両親や祖父母から直接聞いて知っている。しかし自分の子供から若い、 これからの日本を担う若者たちは戦争時代の話しを驚くほど聞かされていないことに気づいた。戦後間もない頃、世界を揺がせ1年間新聞紙面で報じられ続けた1953年の日章丸事件。出光佐三が英国海軍に立ち向かい産油国イランから原油を直接輸入した世界のオイルマーケットに激震を与えた事件である。これらの作品には共通した明確な目的があります。
日本国民の記憶から消え去ろうとしていたわずか60数年前の大切な歴史を後世に伝える事です。風化してはならない歴史を、今の若い人々に“伝える”ことが自分の作家としての使命と考え執筆活動を続けるとのお話しでした。
“伝える”事、簡単そうで難しい作業です。私があれだけ言ったのに・・・。会社でもロータリーでも家庭でも、よく耳にする言葉です。
自分では伝えたつもりかもしれません。それは一方的な自己満足であることが多いのが現実です。
本日の卓話は豊中南RC 多田SAA監修の『コミニュケーション研修』です。研修を通じて伝える事の難しさを共に勉強するとともに一番近い距離にある両ロータリークラブの親睦を深めましょう。
掲載日:2014年4月2日 | 目次:会長の時間(過去)に戻る
2月はロータリーのカレンダーで「世界理解月間」として指定されています。
この月はロータリーが誕生した大切な日を含む月であるからです。1905年
2月23日にポール・ハリスは3名の同士とともに第1回ロータリー例会を開催したのです。つまりこの日はロータリーの創立記念日であり、「世界理解と平和の日」(World Understanding and Peace Day)と呼ばれています。そして国際ロータリー理事会は2月23日に始まる1週間を「世界理解と平和週間」と定め、ロータリーの奉仕活動を強調することを決議しました。さらに2月は「世界理解月間」と定められたのです。RI理事会は、「世界平和のために不可欠な理解と親善」を強調する例会プログラムを計画し、特別な活動に着手することによって、世界理解月間を祝うよう、すべてのロータリー・クラブに要請しています。国際的に活躍する卓話者の手配や、学校や大学から留学生をクラブ例会に招くことを推奨しています。後ほど米山留学生の張さんにお話しをいただく予定です。
本日の会長の時間は『日本の常識は世界の非常識』についてお話しします。
① 日本でよく見る血液型占いとか,性格判断は世界では非常識です。輸血のときにだけわかればいいような“血液型”は,事前に知っておく必要などない,と云う解釈で,海外では自分の血液型が何型かなど全く知らない人がほとんどです。そんなもので人格を決め付け非難までしたら,民族差別,人種差別に近いものがあると云う理由で間違いなくバッシングされます
② 国産車の場合、ハンドルの右に付いているレ
バーがウインカー、左に付いているのがワイパーというのが常識ですが、世界の常識から言うと非常識です。国際標準では、逆と決められています。
③ タクシーのドアが自動で開くのは日本の常識ですが、外国のタクシーは自動では開かず、自分で開けなければなりません。ヨーロッパのフランスやオーストリアなどでは電車のドアも未だに手動です。
④ お店に入ったとき、店員さんからの「いらっしゃいませ」に素通りする日本人は世界的に見れば非常識です。もしアメリカで店員さんの挨拶に答えなければ、常識のない人と誤解されてしまいます。
⑤ 悪政に苦しむくらいなら革命するほうがいいのが世界の常識で、革命するくらいなら悪政に苦しむほうがいいのが日本の常識です。
⑥ コミュニケーションが大切ではっきり意見を言うのが世界の常識で、コミュニケーション力は大切だが足並みが乱れる自己主張を敬遠するのが日本の慣習です。
⑦ 日本では未だに有給休暇がとりにくい習慣やグレーなサービス残業が社会の慣習にありますが欧米で有給休暇の未消化やサービス残業があったとすればその会社の方針は奴隷制度と批判される。
⑧ 警官に免許証の提示を求められたとき、内ポケットから免許書を取り出すのは日本では一般的ですが、拳銃解禁国でのこの行為は射殺される可能性があります。背広の内ポケットを表側に見せ、ゆっくり免許証を出すのが常識です。
⑨ タイの街中でトランプをしていると没収されます。ギャンブルに対する規制が厳しく、トランプしている所を見つかると罰せられる事もあります。
⑩ 米国やハワイの海岸で缶ビール等の飲酒は禁止です。また飲酒はほとんどの州で21才以上と決められています。日本人は年齢より若く見られるので身分証の提示を求められる事があります。
「世界理解月間」は、すべてのクラブが一時手を休めてロータリーが世界の人々の善意、平和および理解をずっと求め続けていく奉仕の道のプランを立て促進する好機でもあります。「ロータリーの平和のための活動」について私たちは今一度良く考え、今後の活動に活かして行きたいものであります。
2月11日から10日間、アメリカのマイアミボートショー出張のため次回の例会は秦副会長にお願いをしております。マイアミビーチで酒を飲んで捕まらないよう気をつけて行ってきます。
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ベートーベン交響曲第九番
1月18日、豊中市でベートーベン第九の合唱に取り組む東豊台小学校エリアの皆様に、豊中南RC45周年記念事業「「豊中夢の第九コンサート」の支援、協力依頼に行ってまいりました。極寒の真冬の体育館にもかかわらず100名近い市民合奏団の方々が熱心に練習をされていました。コンサートの当日には約30名の選抜されたアーティストにご協力をいただけます。
本日は交響曲第九番についてお話しさせていただきます。
交響曲第九番は、ベートーベン晩年の1824年に完成したベートーベン最後の交響曲です。交響曲第九番の最大の特徴は、合唱を取り入れていることです。そもそも声楽と交響曲は交わらないものと長年考えられてきましたが、ベートーベンによって一般的な形に仕上げられました。交響曲第九番は日本では「第九」と呼ばれ、年末の風物詩としても親しまれています。「第九」といえば、第4章のクライマックス部分「歓喜の歌」があまりにも有名ですが、歌詞の全てがベートーベンの作詞ではありません。元々はドイツを代表する作家、フリードリヒ・フォン・シラーによって書かれた「歓喜に寄す」という詩をベートーベンが編集したものを使用しています。ベートーベンは冒頭の「おお友よ、このような音ではなく心地よい歓喜に満ちた歌を歌おう」の部分を書き足しただけなのです。第九を第一楽章から通しで演奏していくと、全体で大体75分前後かかりますが75分の3分の2を過ぎた頃に合唱パートの出番が回ってくる構成です。曲が完成した当初、合唱を取り入れた第四楽章が世間で理解されず、第一楽章から第三楽章までのみが演奏されていたケースも多々あったようです。最終的に第四楽章「歓喜の歌」は、ワーグナーによる新解釈が加えられたことによって再評価の機運が高まり、現代に残されているのです。日本において、第九が初演奏されたのは第一世界大戦真っ只中の1918年のことです。当時、日本軍は、ドイツが占領していた中国の青島を攻略し5,000人近くのドイツ人兵士を捕虜としました。そのうちの1,000名が現在の徳島県鳴門市に作られた「坂東俘虜収容所」に送られ、終戦までをすごしました。この収容所の所長を務めた松江豊寿氏は捕虜に対し人道に則った扱いを行い、現地の住民とドイツ人の間の交流を促進させたのです。後にスイスに移されたドイツ人捕虜たちは「松江ほど素晴らしい捕虜収容所の所長はいない」と評しています。この時、ドイツ人捕虜によって結成されたオーケストラによって1918年6月1日に、日本で初めての第九演奏が行われたのです。彼らの職業は家具職人や時計職人、楽器職人、写真家、印刷工、製本工、鍛冶屋、床屋、靴職人、仕立屋、肉屋、パン屋など様々であった。彼らは自らの技術を生かし製作した“作品”を近隣住民に販売するなど経済活動も行い、ヨーロッパの優れた手工業や芸術活動を披露した。また、建築の知識を生かして捕虜らが建てたドイツ橋は、今でも現地に保存されている。文化活動も盛んで、同収容所内のオーケストラは高い評価を受けた。
第九は、戦後の世界においては「自由と平和の象徴」として世界各地で演奏されてきました。第二次世界大戦後再開された、ワーグナーが興したバイロイト音楽祭で最初に演奏されたり、1989年のベルリンの壁崩壊に際して大合唱されたり、ドイツの戦後の復興、発展において、第九は欠かせない楽曲として演奏されていきます。ドイツのみならず現在、EU(欧州連合)の歌として「歓喜の歌」を採用する動きもあります。
ベートーベンが第九に込めた意図は、シラーの「歓喜に奇す」に込められた「友人や愛する人のいる人生の素晴らしさ」なのです。だからこそ、200年近くも人々に受け継がれる不滅の音楽となったのではないでしょうか。
我々も3月からレッスンがスタートしますが、頑張って練習し、夢の第九コンサートを成功に導きましょう。
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1月はロータリー理解推進月間です。
会員にロータリーについて知識と理解を一層深めてもらい、同時にロータリアン以外の、一般市民の方々にもロータリーのことをよく知ってもらうためのプログラムを実施する月間です。ガバナー月信1月号に福家ガバナーがコメントされています。「「ロータリーを理解するにはRIやロータリー財団のプログラムにまずは参加して自ら実践することが最も有効である」と・・・。さらにコメントは続きます。ロータリアンでない人にロータリーを紹介することも大切です。
大船渡市漁業組合の岩脇洋一組合長は震災で壊滅状態となった地元漁業の復興に全力をあげていました。物品の運搬は手分けして自転車を利用していました。そこに大阪のRCから支援物資として軽トラック5台が届いたのです。岩脇氏は非常に驚き感激されました。そして彼は言いました。「「ロータリーって何でこんなことが出来るんだ」と・・・。彼が大船渡西RCに入会されたのはそれから間もないことでした。奉仕を通じてロータリーを紹介した素晴らしい一例です。岩脇洋一氏は、今年度2660地区の地区大会に訪問されるようです。
福家ガバナーはこう結ばれています。
入会間もない会員が実際に大船渡市まで出かけて岩脇組合長の感激に接したら彼はロータリーそのものに感動するはずです。ロータリアンにとってこのような体験が私は非常に大切だと考えております。
2012年榎原年代に吉田職業奉仕委員長の事業計画のもと大船渡漁協を訪れたことをはっきり思い出しました。出来れば入会まもないメンバーと再度大船渡漁協を訪れたいものです。
本日のロータリー理解推進月間フォーラム、宜しくお願いいたします。
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新年あけましておめでとうございます。
ロータリークラブメンバーの皆様におかれましては健やかな新年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
年の瀬に1年を振り返り「今年は良い年でした」や「厳しい1年でした」のような自分なりの評価をした経験があると思います。“良い年”や“厳しい年”の主観的な評価は、1年を通じて良かった出来事と悪い出来事の差で感じ取るものだと考えます。悪い出来事には運命的な要因が多く、個人の努力や注意では回避出来ない事項が自然に発生します。寒波や豪雨などの異常気象や自然災害、4月からの消費税の引き上げ、急激な為替変動、取引先の業績等々、望まない出来事はランダムにのしかかってきます。ところが、“果報は寝て待て”とはことわざだけの話しで、良い出来事には自らの行動、判断、人間関係が大きく関与するのです。
抜かりのない事業計画と計画に基づいた行動力が企業の業績や意義ある社会活動の良い結果を導きます。人との出会いと信頼関係がすべての計画を円滑に運ぶキーワードになります。したがって動かない人には良い年は訪れないといっても過言ではないでしょう。
本年、豊中南RCは45周年の記念事業と式典を実施する節目の年を迎えました。メンバーが協力し、パワフルな行動力をもって事業を成功へと導きましょう。
また素晴らしい人との巡りあいの場として豊中南ロータリークラブを広く市民の皆様に紹介し参加いただきましょう。
2014年がどうか良い年になりますよう共にロータリー活動に邁進いたしましょう。
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クルーズシップの経済効果
本日はゲストスピーカーとして豊中市伊丹市クリーンランドの西垣晴美様と津川昌男様にお越しいただきました。後ほどの卓話を楽しみにしています。
12月7日、ホテル阪急インターナショナルにおいて恒例の年忘れ家族会が賑やかに開催されました。米山奨学生夫妻にも参加をいただき、ロータリークラブ家族月間に相応しい親睦事業であったと確信します。企画、運営をいただきました岡本親睦委員長をはじめとする親睦・例会委員会の皆様には心から感謝いたします。
12月17日から1泊2日の船上親睦会に参加して参りました。かつては新旧引継ぎ懇親会等も宿泊をして懇親を深めたものですが、姉妹クラブの訪問を除けば1泊事業はずいぶん久しぶりの実施となり、思い出深い親睦事業となったことをお伝えしておきます。ロータリー家族18名に参加いただき、17日午前11時の乗船から翌日午前10時の下船まで、豪華な食事と船内アトラクションで寝るのが惜しい 23時間を過ごさせていただきました。今回18名の参加で乗船料、すべてのアトラクション、3食以上の食費を含め¥105万の支払いがあった訳ですが、他に準備の衣装や往復の交通費、船内でのショッピングをあわせると¥200万程度の経済効果を生み出したと試算します。国民の預貯金総額が1,400兆円を超えるわが国日本において、経済を発展させるには眠ったお金を消費にまわす必要があることはアベノミクス政策でも明らかです。今回の飛鳥Ⅱ乗船客は平均年齢が60歳代、正に預貯金を消費に回していただくと国益に繋がる世代のお客様ばかりでした。
クルーズシップの経済効果についてお話しします。
飛鳥Ⅱのスペックは48,000Ton乗客720名、乗組員360名の日本では 最大ですが世界のクルーズシップとしては比較的小型の部類になります。乗客
2,000人、乗員1,000人のクルーズシップが寄港した地元に落ちる経済効果は乗客 1名あたりの寄港地での平均消費金額は¥38,000-で、総額1億円を超えると試算されています。他にも港湾施設の使用料、食料や飲料、燃料の積み込み等、小さな村に鯨が打ちあがったような効果があると言われています。フロリダ州アメリカ最南端の地、サウスポイントではカリブ海クルーズの寄港地として有名で、田舎街なのに活気にあふれていて、観光地としての周辺地域の整備が鮮やかに行き届いている。月間数十回訪れるクルーズシップの恩恵を町ぐるみで受ける例です。
本年、三菱重工長崎造船所は100船以上の客船を保有する世界最大のクルーズ
シップ会社カーニバル社より大型クルーズ客船2船の注文を受け2015年と
2016年に引き渡す予定です。総トン数12万5000トン、3,250人乗りで、飛鳥Ⅱの3倍規模の客船です。受注金額は約1000億円で、一般企業の受注であるにも関わらず、長崎県が事業予算を組み、特殊溶接技術育成のための本格的な教育者育成研修制度の設立や、膨大な資材を受け入れる港湾施設、倉庫を建設し、事業終了後も県をあげて新規受注を得る前向きな政策を導入しました。
またクルーズシップ寄港地としての整備も献身的に実施されています。
日本の経済発展と雇用の創出のためにも是非ともクルーズシップをご利用下さい。
ちなみにミズノマリンでは日本に4船しかない客船の内3船までの救命艇の検査、整備を担当しています。
ロータリー活動と“にこにこ”を通じて地域社会にも還元させていただきます。
2013年はお世話になりました。
45周年記念事業を含むあと半年、会長職に専念しますので2014年も何卒宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
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メリークリスマス!
7月に今期の会長に就任し、早いもので半年が過ぎようとしています。本年度、創立45周年を迎えるわが豊中南ロータリークラブは、本年度日常の奉仕活動はもちろんの事、岡本親睦委員長を中心に、家族を交えた親睦事業を前向きに展開いただいております。9月に開催された秋の家族会「ミュージカル レ・ミゼラブル観劇」は、久しぶりにお顔を拝見する奥様や、初参加のご家族にも多数出席いただき大盛況の事業となりました。12月17日には「飛鳥Ⅱ船上親睦会」を、また2014年5月25日には創立 45周年記念事業として、市民の方々を交えた「豊中夢の第九コンサート」の開催を企画しています。豊中市民は誰でも参加出来ますので、本日ご参会の皆様も是非一緒にベートーベンの名曲を合唱いたしましょう。
今日は恒例の年忘れ年末家族会です。ご主人様やお母様が日々ロータリー活動に専念できるのはご家族の皆様の協力があってこそと心から感謝しています。
その恩返しの意と、更に家族ぐるみの親睦が深まることを祈念しての開催です。
最後までごゆっくりお楽しみください。私も精一杯頑張ります。
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ロータリー家族月間は1995~96年度・国際ロータリー会長、ハーバ-ド・ブランク氏が「世界平和は地域家族から始まる」という考え方を表明し、国際ロータリー理事会がこれを承認したことに端を発しています。家族というのは社会を構成する最小の単位であると同時にもっとも親しい関係が保たれる場となります。しかし、ロータリー家族とは、身近な自分の家の「家族」とか会社の「従業員」よりももっと範囲が広いのです。ロータリアンの配偶者のみならず世界中のロータリアン、ロータリー財団学友、GSE体験者、米山奨学生、ローターアクター、インターアクター、青少年交換学生、元ロータリアン、亡くなったロータリアンの家族など全てを指しています。この月間にはロータリアンがロータリー家族とともにさまざまな建設的考えを分かち合うことによって会員を増強し、退会を防止し、組織を強化し、更には人道的奉仕活動を発展させることによって、社会におけるロータリーの信用度を高め、活力ある豊かなロータリーの発展に繋げることが期待されているのです。ロータリアンは「ロータリー家族」と共に奉仕プロジェクトを行なうことも推奨されています。この月間の意味を十分に理解し、ロータリー家族の大切さや、ロータリアンとしてロータリー家族にどう向き合い、何をすべきかについて改めて考えてみるべきでしょう。
また、家族の為に何が出来るかを十分検討し事業計画を立案いたしましょう。
12月には「年忘れ家族会」と「船上懇親会」が計画されています。
そのような行事を通じて、ロータリー家族が集い、交流を深めておくことが大切です。
「感動の体験を!!人々にも、自身にも」Participate!! ~参加し、敢行しよう
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新語・流行語について
2013年も残すところあと1ヶ月となりました。毎年この時期になると紅白歌合戦の出場者やレコード大賞のノミネート歌手が話題になりますが、本日は
12月2日に結果発表が予定されている2013新語・流行語大賞についてお話しします。
新語・流行語大賞は1984年に創設され今年で30年目の歴史があり2003年から株式会社ユーキャンと提携し、ユーキャン新語・流行語大賞に改称されています。
候補となる言葉は自由国民社発行の書籍『現代用語の基礎知識』の16歳から
69歳までの読者を対象としたアンケートによってノミネートされます。
新語など正しい日本語の文化を乱すなげかわしい言葉と批判の声もありますが、
『現代用語の基礎知識』とは第二次世界大戦終了後の1948年(大木原会員ご誕生と同じ年)に『自由国民第14号』として発行された経緯があります。
当事は長い軍国主義の時代、英語禁止の時代がおわり、民主主義的な制度改革が行われるとともにGHQ(進駐軍)関連などの新しい言葉が次々に生まれる時代背景があった。日本語は世界の言語の中でも変化の早い言語で150年も遡るとほとんど会話が出来ないと言われています。時代劇を当事の言語のままで演じると理解することはほぼ不可能なようです。古典芸能の「原本」ですら時代によって書き換えされています。実際に戦前程度の書かれた毛筆文でさえしっかり読むには古文・古典の知識が必要です。ロータリアンの皆さんも娘、息子とは普通に会話が出来ても孫の言葉が時々わからないといった経験をお持ちではないでしょうか。従いまして日本語は時代とともに変化する言語につき『現代用語の基礎知識』が毎年アップデ-トされ、新しく生まれた言語や流行語の解説がおこなわれています。日本語の新語に反発するのではなく、言語の変化を受け入れることが必要であるとご理解ください。
新語・流行語大賞の候補の中から流行語大賞選考委員会の委員7名によってトップ10と大賞が選定されます。本年度の予想で最も支持を得ているのはTBSドラマ半沢直樹の決めゼリフ「倍返し」で回答者の26.3%が選び、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で広まった「じぇじぇじぇ」を約5ポイントうわまわっています。昨年の流行語は「ワイルドだろ」の年間大賞を筆頭に「iPS細胞」「維新」「終活」「第三極」「てぶらで帰るわけにはいかない」等がノミネートされました。
12月2日におこなわれる選考結果は主要新聞でも報じられます。我々日本人として美しい日本の言語と文化を守りつつ、新たに生まれる言葉も勉強し、受け入れて「おじいちゃんの言葉難しくてわからない」とお孫さんに言われないよう、時代の流れについて行きましょう。
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世界の水まわり事情
先週は豊中RCとの第三回合同例会が開催されました。短い時間ではありましたが、ホストクラブと懇親を深めることが出来たのではないかと思います。
次回は2014年2月20日(木)に第4回合同例会を開催いたします。現在、親睦例会委員会で夕刻例会の計画を進めていただいております。皆様楽しみにしておいてください。
韓国梁山RCから帰国した翌週に出張でフィンランドを訪問しました。世界の幸福度ランキングで7位に輝くサンタクロースとムーミン、そしてサウナで有名な人口540万人の国です。訪問国の文化や宗教、国民性や食料事情等、海外へ行けば行くほど日本の良さを痛感するのですが、今日は海外の水回り事情についてお話しをいたします。
北欧ではすでにマイナス気温ですが、シャワーの途中で温水が冷水になり、石鹸まみれで数時間、シャワーを中断した経験はしばしばあります。本年8月、独立宣言で名高いアメリカのペンシルバニア州、フィラデルフィアのヒルトンホテルでの出来事です。サンマティオ市姉妹締結50周年式典の合間にフィラデルフィアを訪問し、久しぶりにバスタブのあるホテルで宿泊しました。日本人の慣習からバスタブにお湯をはってる最中の出来事、メール返信作業中の足元に水の気配を感じ、確認するとバスルームから溢れた水がベットルーム一面に浸入していました。バスタブ自体の排水口が詰まっているのと、バスタブから溢れた水を配水するドレーンがもともと施工されていないのが原因でした。日本のホテルでは安価なビジネスホテルでもバスルームの水が客室に溢れることは考えられませんが、欧米ではかなりの確立で配水口に詰まりがあります。特にヨーロッパでは古い建物を何百年でも使う慣習があるので、水回りの老朽化が目立つのかも知れません。
日本の水まわりは群を抜いて世界一だと確信します。多機能なトイレが常識の日本人にとって、寒冷地で便座にヒーターが無いのは不自由に感じます。ウォシュレットは存在しませんが冷水のビデは高確率で設置されています。トイレにもう少し情熱を注いでいただきたいと切望します。便座ヒーター、洗浄機能、乾燥機能、脱臭機能、自動洗浄、自動便座開閉、照明殺菌機能、音消し機能等々、世界に誇るトイレ文化と水まわり文化が日本にはあります。今後、日本の“物作り”は衰退するような経済予測をあちこちで耳にしますが、売り先を海外に向ければ国内の60倍のマーケットが存在します。資源のない日本国、おはこである物作りを守るには、日本では当たり前の製品を世界に向けての販売する力がキーワードになるのではないでしょうか。自社商品の売り先を変える。メンバーの皆様も一度考えてみてはいかがでしょうか。
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