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    10月5日 第2543例会 | 9月21日 第2542例会 | 9月14日 第2541例会 | 9月7日 第2540例会 | 8月10日 第2539例会 | 8月3日 第2538例会 | 7月20日 第2537例会 | 7月13日 第2536例会 | 7月6日 第2535例会 |

    10月5日 第2543例会

    会長の時間            水野会長
    10月のロータリーは米山月間と地域社会経済発展月間です。
    ロータリーは、地域の人びとの自立へ向けたスキル指導、家計を支えるための就職支援などを通して、地域社会の自立、経済の発展を目指します。
    日本人口の60人に1名、即ち1.6%が生活保護を受給していますが、豊中市は40人に一人が受給対象者で人口の2.3%に匹敵します。
    近隣市に目をやると吹田市で1.4%、箕面市0.8%、池田市0.7%で豊中市の受給率が際立ちます。
    原因の追究はさておいて、企業経営者が多く在籍する豊中南RCとしては、その特色を生かし雇用の創出を心がける必要があると考えます。
    働き方改革が進む中、労働者1名当たりの年間労働時間が減少傾向にあり、賃金引き上げと相まって、経営者は腕の見せ所ではありますが、地域社会経済発展の観点から人を雇い入れる経営計画を立案いただければと提案いたします。
    先日、豊中市私立市民公益活動支援センター庄内コラボセンターで大人のお仕事図鑑と題した集会でお話をさせていただきました。
    参加者は10代から70代までの男女で「働くとは?なりわいとは?」をテーマに多様な生き方について語り合いの時間を持ちました。
    質疑応答で感じた事ですが、収入に関する相談はなく、メンタルについての悩みが多く寄せられました。
    経営者の責務として、地域で働く人々の心の健康に気を使い、穏やかな気持ちでやる気が湧いてくる環境整備が必要と勉強させられた次第です。
    また、日本独自の月間として10月は「米山月間」です。
    ロータリー米山記念奨学会は、将来母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍する優秀な留学生を奨学することを目的としている奨学事業です。
    米山奨学会、長谷川委員長に成り代わり、私からもご奉仕をお願いいたします。

     

     

    9月21日 第2542例会

    会長の時間            水野会長
    本日の変革例会は武枝ガバナー補佐をお迎えして「世界の料理を食べる会」を開催します。
    9月17日に横浜で行われた、ぼうさいこくたい2023で「やさしい日本語有志の会」と、私が所属する「防災デザイン研究会」の90分セッションに参加してまいりました。
    「災害発生時に人の行動に強く影響を与えるのはビジュアルか?言葉か?」の内容です。
    国籍、民族、ジェンダーと社会が多様化し、デジタルの普及で情報媒体は変化する中でも日本在住の外国人の方とコミニュケーションするにあたり相手に理解してもらうには、わかりやすい日本語で伝える心遣いが必要との結論を見出しました。
    日本語検定には1級(社会人上級レベル)~7級(小学校2年生レベル)の7段階あります。
    日本に住む外国人のかたと話すには日本語検定6級(小学校4年生)から会話をスタートし、日本語スキルを確かめた上で相手にあわせたやさしい日本語を使うアプローチが大切です。
    今日の事業はたくさんの外国人の方々にご参加いただいてます。
    やさしい日本語を心がけて国際交流を図りましょう。

     

     

    9月14日 第2541例会

    会長の時間            水野会長
    ロータリークラブの創設者、ポール・ハリス氏はロータリアンであれば必ず知る人物ではありますが、会員歴の浅いメンバーにどのようなロータリアンの先輩がおられたかご紹介します。
    日本の著名なロータリアン(敬称略)
    松下幸之助(大阪RC)、伊藤忠兵衛(大阪RC)、
    小林一三(大阪RC)、藤山一郎(東京西RC)、
    瀬戸内寂聴(徳島南RC名誉会員)
    海外の著名ロータリアン(敬称略)
    ダグラス・マッカーサー、トーマス・エジソン、
    サッチャー元英国首相、フィリップ・エジンバラ公、ウオルト・ディズニー、シュヴァイツァー博士、クロード・ルイ・ヴィトン ビル・ゲイツ (シアトルRC名誉会員)
    アメリカ大統領のロータリアン
    28代 ウイルソン、29代 ハーディング、
    31代 フーバー、32代 ルーズベルト、
    33代 トルーマン、34代 アイゼンハワー、
    35代 ケネディー、
    37代 ニクソン、38代 フォード、
    39代 カーター、40代 レーガン、
    41代 ブッシュ、43代 ブッシュ
    ロータリアンが政治家になる事は可能ですが、政治家が新たにロータリークラブに入会する事は出来ません。
    歴代アメリカ大統領が政治家になる前からロータリアンであった事が計り知れます。
    ロータリークラブが出来てから18人の大統領が誕生していますが内13名がロータリアンです。
    オバマ、トランプ、バイデンは残念ながらロータリアンではありません
    先輩ロータリアンが残した名言、格言をお伝えします。ロータリアンであり経営者であるメンバーの皆様を勇気づける言葉をチョイスしてきました。
    ◎ スタートをきる方法はしゃべるのをやめて動き始めることだ。
    <ウオルト・ディズニー>1901 実業家 ミッキーマウスの生みの親
    ◎ リーダーシップとは、あなたがしてほしいと思う何かを「自分がやりたいからやる」と思わせる技である。
    <ドワイト・アイゼンハワー>
    1890年陸軍参謀総長を経てアメリカ第34代大統領
    ◎ 「できることはすべてやれ」やるなら最善を尽くせ」これが何かを達成するための唯一の方法だ
    ◎なぜ引退しないのかと聞かれたら「錆びつくより、擦り切れる方がましだ」と答える
    <カーネル・サンダース>1890年アメリカの実業家。ケンタッキーフライドチキンの生みの親
    世界の名言、格言を調べるなかでロータリアンの先輩が残された言葉の多さに驚かされます。
    これは偶然ではなく、ロータリーの精神を貫いた方こそが生前に立派な功績を残し、後世までも人の心に響く名言が残っているのではないでしょうか。
    小林一三氏が築いた阪急・阪神ホールディングスの阪神タイガースが今日にでも18年ぶりのリーグ優勝を決めるかも知れません。
    過去に阪神タイガース優勝の折、カーネル・サンダースの人形が祝福するファンとともに道頓堀川にダイブした歴史に何らかの因果を感じます。
    ケンタッキー・フライドチキン店頭にあるカーネル・サンダース氏の人形の襟には、ロータリーバッチが輝いています。

     

     

    9月7日 第2540例会

    会長の時間            水野会長
    8月24日の変革例会、阪急ターミナルビルでのビアガーデンは残念ながら悪天候で中止を余儀なくされました。
    西野親睦委員長をはじめ例会親睦委員の皆さまにおかれましては折角の設営にも関わらず残念な思いをされた事とお察しします。
    気を取り直してビアガーデンを超える変革例会の企画をお願いします。
    今月のロータリークラブは「基本的教育と識字率の向上」月間です。
    識字率とは日常生活の簡単な内容について読み書きができる15歳以上の人口割合とユネスコが定めています。
    世界の識字率ランキングを見ると同率1位で100%がリヒテンシュタイン、北朝鮮、ノルウェー、バチカン市国、フィンランド、ルクセンブルグ、アンドラ、グリーンランドの8か国。
    日本は99%で28位、世界平均は85.9%です。
    昨今ではPCやスマホ普及の弊害で、ペンで字を書く機会が激減したように感じます。
    たまに手書きの申請書などを書く折には漢字が思い出せなくなっています。
    PC画面で変換し選択は可能ですが「自筆で書く」能力や「電話番号を暗記する」の能力が年のせいと相まって低下しつつあるのではないでしょうか。
    基本的教育のレベルは勉強出来る機会と環境で差が付きます。
    日本では義務教育が行き届いているので教育レベルが高いかというと必ずそうではありません。
    昨今では国民の10%近くが何らかの精神疾患を抱えているデーターがあります。
    適応障害等の精神疾患から不登校の生徒が増え、教育を受ける機会を失ってしまう社会現象が特に先進国で多発しています。
    従業員、家族を含め10人に1人の割合で何らかの精神疾患があることを理解した上で手助けの出来る社会活動を行いましょう。

     

     

    8月10日 第2539例会

    会長の時間            水野会長
    Z世代の離職率防止 その1
    「絶望の国の幸福な若者たち」の著者として有名な社会学者 古市 憲寿氏の講演に参加してまいりました。
    「若者定着企業を作り上げろ!」がテーマで、我々中小企業経営者が昨今よく話題にするZ世代の早期退職にまつわる講演で興味深い内容だったので要点をお伝えします。
    若い世代の生活満足度が上がっている。
    縦軸を満足度、横軸を年齢としたらUの字を描き若者と高齢者の満足度が高い国が日本。
    人間は年齢とともに体力が低下し欲望が減少し「あきらめる」事を知る。
    若者が意識の中で諦めている結果、生活満足度が上がっていると分析する。
    1980年代の若者の3年以内離職率は30%で現在も離職率は約30%と実はほぼ変わっていない。
    Z世代だから離職率が高いというバイアスは捨てた方が良い。
    景気が良い時代ほど退職してもすぐに就職先が決まるので離職率が高まる傾向にある。
    また小規模事業所ほど3年以内に若者の離職率が高いデーターが出ている。
    離職率はシンプルに景気と連動していると考えた方が良い。
    若者が会社を辞める原因の三大要素は ①収入 ②労働条件 ③人間関係のミスマッチ。

    現在のアメリカ人の平均時給は約320 USD/時
    即ち¥4,500/時を超えている。
    良い商品をより安く提供するのがこれまでの日本企業の美徳とされてきたが、世界から買いたたかれるだけで残念ながら昨今の国力低下の結果となった。
    良い製品、サービスを高く購入していただく営業方針で、特に若手社員に還元する舵取りが必須となる。
    利益体質企業にならないと若者離職率の原因である①収入と②労働条件は改善出来ない。
    日本の企業は交渉力が弱い。
    行列の出来る店はプライシングが誤っている。
    ただ頑張る、エールを送るのでは意味が無い。特に若者にはインセンティブが必要。
    はじめから出来る人はいないのでトライアル&エラーを行える環境が企業には必要。
    われわれ中小企業の経営者は良い製品、サービスを、心を込めて提供し、利益の出る体質改善を行い、大企業より良い環境と給与体系を確立する事がサステナブル企業としてのキーワードになるのではないでしょうか。

     

     

    8月3日 第2538例会

    会長の時間             水野会長
    8月は会員増強・新クラブ結成推進月間です。
    延原ガバナーのメッセージを端的にお伝えします。
    会員数減少に歯止めがかからない日本のロータリーにとって、会員増強は最大の課題です。
    この先10年間で、わが国の人口はほぼ大阪府の人口に匹敵する約800万人も減少するとの予測もあります。
    このような逆風の中、私たちは会員増強に努めなくてはなりません。
    日本のロータリーで最も問題となるのは年齢と性別です。
    2660地区のロータリアン年齢分布をみると、大半が50歳以上で、女性会員の割合は世界平均26%に対し約9%です。
    インクルージョンとは帰属意識のことであり、「すべての人が、自分が大切にされていると感じる」ことへの配慮を必要とします。
    開かれたインクルーシブなクラブ造りを目指し、若い人や女性の入会促進に努めましょう。
    当クラブの平均年齢は62歳、ジェンダーバランスは女性会員率8%です。
    平均年齢を見据えた上で若いメンバーと女性メンバーの会員増強が不可欠です。
    今年度の当クラブのセールスポイントとして55周年記念事業と月一回の変革例会があります。
    40代、50代の平均年齢を下げる世代の方が一緒に活動したいと思えるような企画を立案して下さい。
    ジェンダーバランスを考慮すると若い女性の入会が理想中の理想です。

     

     

    7月20日 第2537例会

    会長の時間            水野会長
    本日は第一回変革例会です。
    単なる食事会ではなく、メンバーが楽しみ、学び、経験できるような、オブザーバーが思わず入会してしまうような内容の企画、運営をお願いする次第です。
    今回のような親睦の要素が多い例会でもロータリークラブとしての例会はしっかり行う方針です。
    今日の担当は親睦・例会委員会ですが、西野委員長がご欠席です。岡本副委員長に後の例会進行をお願いいたします。
    次回8月24日の変革例会ご担当はクラブ奉仕委員会で西野委員長、北村副委員長、加藤会員、初波会員の役割です。先入観のない加藤会員、初波会員が中心となり変革例会を企画いただければ盛り上がるのではと期待しています。
    9月21はガバナー補佐訪問と変革例会が重なった日程で親睦・例会委員会の担当です。
    武枝ガバナー補佐も楽しみにしておられます。
    西野委員長、岡本副委員長、喜多会員、初波会員、金会員、歳内会員、入江会員、宇田会員、藤本会員、森田会員の役割です。
    メンバー皆様のご意見もいただきながら、わくわくするような内容の計画をお願いします。

     

     

    7月13日 第2536例会

    7月のロータリークラブは母子の健康月間です。
    すべての母子が質の高い医療を受けられるように、そして出産で命を落とす母親がいなくなり子供がすくすくと成長できるよう支援活動を行う月間です。
    医療と社会保険先進国日本において出産で母親が命を落とすことはごくまれですが世界に目をむけると軽視できない確率で妊婦さんが死亡しています。
    日本の妊産婦死亡率は10万人に対して3.4人 180か国中163位(低いほど死亡率が低い)と極めて安心して出産ができる国です。
    死亡率が高いランキングは10万人に対し
    1位 南スーダン 1150人 2位チャド 1140人
    3位 シエラレオネ 1120人
    4位 ナイジェリア917人 5位ソマリア829人 
    6位モーリタニア 766人といずれもアフリカ諸国です。
    死亡率が低いランキングは
    1位 ベラルーシ 2人 2位イタリア2人 
    3位ノルウェー2人 4位ポーランド2人
    5位 チェコ 6位フィンランド3人と続き日本は17位となります。
    経済的に発展していて政治情勢が安定している国の妊婦死亡率が低いといえます。
    国民全員が必要な場面で必要な医療を受けられる点が大きな特徴です。
    妊産婦死亡の94%が低・中所得国で発生していて、原因は医療が発達していない事と低年齢出産にあります。
    救命力世界一宣言都市、豊中で暮らしていると安全すぎて世界の不安定な情勢を忘れがちです。
    私の会社で外国人を3名雇用していて、タイ人の女性が一昨日服部駅周辺で財布を落とすアクシデントがありました。タイでは100%出てこないので完全に諦めていたところ交番に届いていると警察から電話があり無事手元に戻ったということです。
    世界中でこんな国は無い!と涙ながらに話してくれました。
    我々ロータリアンは7月の母子健康月間を機に、平和ボケせず、新興国の経済や医療について目を向け、出来る事をしなければならないのではないでしょうか。

     

     

    7月6日 第2535例会

    会長の時間          水野会長

    この度、第55代会長に就任しました水野茂です。
    35周年宮内年代に入会し、45周年の在籍10年の節目で一度会長を経験しています。
    本年入会20年目で2回目の会長を務めさせていただきます。
    豊中南RCもかなり新陳代謝があり、この10年で10人のメンバーが入れ替わっていて理事メンバーとして10年未満の新しいメンバーに多数参加いただいています。
    7月3日に東京中央新RCの例会に友人の新会長就任祝いも兼ねて参加した折に心に残る言葉がありました。
    RCは新しいメンバーが増えても井戸を掘った人の存在を忘れてはならない。
    クラブの歴史を紡いだ先輩諸兄をさします。
    当クラブでも新旧引継ぎ懇親会でPP北村会員が「豊中南RCの誕生日は6月です」とご教授いただきました。だれもが忘れていた事項です。
    重鎮メンバーの声が大きすぎても若いメンバーがいつかなくなります。
    このバランスをうまく保つのが入会20年の中堅会長の務めかと認識しています。
    温故知新の精神を大切に55周年の歴史に恥じないような会長としてのクラブ運営を行う所存です。
    1年間何卒宜しくお願いいたします。

     

     

     

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