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    10月23日 第2208例会 <中川副会長> | 10月16日 第2207例会 | 10月9日 第2206例会 | 10月2日 第2205例会 | 9月25日 第2204例会 | 9月18日 第2203例会 <藤本副会長> | 9月4日 第2202例会 | 8月28日 第2201例会 | 8月21日 第2200例会 <藤本副会長> | 8月7日 第2199例会 |

    10月23日 第2208例会 <中川副会長>

    本日は西宮ガバナー補佐にお越しいただき、ありがとうございます。

    このあともよろしくお願い致します。

    兵庫県会議員のカラ出張、切手購入など、不適切な政務活動費の使い道が問題視され、政治と金の問題が改めて取り沙汰されております。

    国会議員においては、文章通信費という領収書の添付が必要としない活動費が 1人年間1200万円も存在していること。

    また議員の政治団体では、うちわを配布してうちわでないとごまかしている大臣、収支が全く合わないような報告書を出している大臣、選挙区内の市民に寄付行為を行い公職選挙法に抵触しているのでは?というふうにも言われております。

    そもそもこの制度は、国会議員が自分達の制度を自分達で決めている。このことがしっかりした制度を作るというより、制度の逃げ道を作っていると言って良いでしょう。

    これからも政治と金の問題は永遠に続く問題であり、問題が起こらないような制度を議員が考えるのではなく、第三者機関が考えた方がいいのではないでしょうか〜!

     

     

    10月16日 第2207例会

    椋橋総社 神社(豊中 庄本)の伝説

     豊中市の南西端に椋橋総社が有ります。古くはかなり広い氏地であった様ですが、現在は庄本町 二葉町の町域が氏地の神社です。

    この神社には、古くより鯉にまつわる言い伝えが有ります、それはこんな話です。

    昔、行基(668~749 奈良時代の僧)がこの地を訪れ、猪名川に板橋を架けようとしたが、流れが速くうまくいかなかった。そこで椋橋総社に参籠して工事の成功を祈願したところ、無数の鯉が集まり背をならべて魚橋となり、それによって無事板橋を架ける事が出来た、という事で行基は椋橋総社の祭神が鯉を遣わして工事を助けて

    くれたと大いに感謝し、それ以来椋橋荘の人々に鯉を捕ったり食べたりする事を禁じたということです。なお椋橋総社の祭神はスサノオノミコトと神宮皇后です。

    それともうひとつの話は、行基が戸の内の治田寺に来られる際、猪名川が大洪水となり橋が流され、寺の大衆が船筏を組んで行基を迎えようとしたが上手くいかなかった。

    其の時、鯉が群れをなして現れ背を連ねて行基の前に集まった、そこで行基は鯉の背に乗り無事、川を渡ることができたというものです。

    この様な事で、鯉は氏神の使いという事に成り、昔よりこの庄本に住んでいる人は鯉を大事にし、食べる事はもとより万が一鯉を捕える事があっても、神社に有る鯉池に放してやり、死んでしまった鯉は境内に有る鯉塚に埋める事になっています。

    この様に、鯉は椋橋総社の象徴であるといえる。

    なお椋橋総社の例祭の時に着る法被には鯉の絵柄が鮮やかに染め抜かれている。

     

     

    10月9日 第2206例会

    人間の天敵

     通常、食物連鎖の頂点に位置し万物の霊長といわれる人間には、天敵は居ないといわれる。

    天敵とは、「自然界で、ある生物を捕食や寄生によって殺す他の生物」と辞書には書かれている。

    さて、それでは本当に人間には天敵は居ないのであろうか? アメリカ人のビル・ゲイツ氏(マイクロソフト社創業者)は人間にとっての、最大の天敵は蚊であると言っている。

    「蚊は、破局的な病をもたらす」「最悪はマラリアで、毎年60万人以上が蚊の犠牲になる」等をホームページに書いている。

    その他の動物はどうか、ゲイツ氏によると世界では毎年サメで10人、ライオンで100人、蛇で50000人が犠牲になっているとの事である。

    それに対し、蚊は72万5000人と桁違いに多いのである。ビルゲイツ氏はロータリークラブにとって関係の深い人である。特にロータリークラブのポリオの撲滅運動にむけ多大の寄付をしている人として有名であるが、蚊に対しても大いに力をいれているところである。

    いずれにしろ、日本にいる限りはあまり蚊の脅威は感じないが、世界の国々の中ではなかなか侮れない存在である。

    今世界での、人間の死因の一番は微生物による感染症である。(生物由来による)

    だから、通常はこの微生物が人間にとっての最大の天敵ということであろう。

    すこし、角度を変えた見方をすれば人間の天敵はやはり人間に成るのではないかと思う。

    すぐに、思い浮かぶのは人間同士による殺し合い、戦争 ないしは紛争である。

    ちなみに最近の戦争、第一次世界大戦では  2600万人が亡くなり、第二次世界大戦では 5400万人が亡くなったと言われている。

    人間の狂気としか思われないが、未だに無くなることがない現実である。

     

     

    10月2日 第2205例会

    職業奉仕について

     10月はロータリークラブでは、職業奉仕ならびに米山月間です。それで職業奉仕に就いて少し書いてみます。

    ロータリークラブは1905年、アメリカシカゴ市に於いて、ポールハリスを始めとする4人の友達により組織されました。

    そのきっかけは、其の当時の職業倫理の荒廃を見かね、たとえ4人の内だけでも公正な取引をしょうではないかとの考えから生まれました。

    だからこの職業奉仕の考え方は、ロータリークラブでは一番古くロータリーといえば職業奉仕といわれる所以です。

    この職業奉仕の、理念面の基盤を作ったのが  1908年、シカゴRCに入会したアーサ F シェルドンです。彼は1910年、シカゴの連合年次大会に於いて「He profits most who serves his fellows best.」という文章をはじめて披露しました。

    この言葉は、キリスト教倫理の原理である「黄金律」の「他人にしてもらいたいことを、他人にせよ」「他人に奉仕をすれば利益が得られる」と共通しています。

    これが、今の職業奉仕の票語「He Profits Most Who Serves Best」に繋がっています、意味は「一番多く奉仕した者一番多く報われる」ということです。この様に100年以上も前に出来た理念が立派に通用しています。(2012年の改定で今はHeがOneに変更になりました大意は変わっていないと思います。)

    歴史的にみて、この様な背景のもとロータリークラブとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりなのです。

     

     

    9月25日 第2204例会

    遊びに就いて、どの様に勤勉仕事熱心といわれる人でもその内に、程度の差こそあれ必ず遊びの部分という事柄は有ると思います、またその遊びの時間は人が生きていく為の必須の条件と思います。

    では遊びとはなんでしょう。辞書によれば遊ぶことと一番に出ています、その他色々出ていますが、仕事以外の事のようです。(大辞林)

    この遊びの効能として、まず考えられるのは精神面の事が多いと思いますが、肉体的にも疲労回復など多くの利点が考えられます。

    古来より、遊びに関し有名な文章が沢山有ると思いますが、ここに私の好みの文章を二つ例示します。

    一つは後白河院撰による歌集「梁塵秘抄」のなかの歌(今様)で、遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子どもの声きけば わが身さえこそゆるがるれ。(新潮日本古典集成 梁塵秘抄 榎 克郎 校注)の歌詞です。

    意味は、歌って遊ぶ子供の声を聞いていると、この様な事がしたい為に人は生まれて来たように思われる、聞いている大人の自分も自然と体が揺れてくるようだと、解説してあります。

    いまもう一つは、著者、池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」で主人公の独白に人は良いことを沢山するけれども、隠れて悪いことも少しはするものだと言わせているのが有ります。

    この二つの事は私の、都合のよい解釈による所が大きいのですが、人にはやはり遊びの部分が大切な事だと感じています。

    仕事の場面では仕事に、遊びの場面では遊びにと、どの様な場面でも其の事に真剣に取り組むことが結局一番重要な事と考えています。

    1回限りの人生、少しでも楽しく暮らしたいものです。

     

     

    9月18日 第2203例会 <藤本副会長>

    「EQ心の知能指数」について

    いわゆる、知能指数(Intelligence Quotient,略して IQ)とは、知能検査の結果の表示法のうち標準偏差を用いた表示方式のことをいいます。

    それに対し、心の知能指数という概念があります。

    心の知能指数(Emotional Intelligence Quotient、略してEQ)は、心の知能を測定する指標です。

    心の知能とは、自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする知能を指します。

    様々な人が働く職場など多様性の高い環境の中で、EQは必須の能力です。

    では、EQが高い人とはどんな人でしょうか。

    ダニエル・ゴールマンの著書「EQ心の知能指数」では次の5つの資質を挙げて説明しています。

    第1は「自分自身の感情を知る人」です。自分がどんな感情の状態にあるのかを把握することが最も重要なことです。感情に流されずコントロールするには、自身が「何に対しどのような感情を持っているか」を把握することが不可欠です。

    第2は自らの「感情を制御することができる人」です。感情自体はコントロールすることが難しいのですが、その持続時問や解消方法は制御できます。例えば、怒りの感情が起きたとき、その怒りがなぜ起こったのか、何に怒っているのかを

    自問することは怒りを静めることに効果があるといわれています。

    第3は「自身を動機づけられる人」です。才能を十分に発揮するためには、目標に向かって自分を動機づけられるかどうかが重要です。何年も訓練や学習を続けられる熱意や忍耐を持てるかどうか、不安な感情に陥った際にも諦めずに「希望」を持ち続けられるかどうかが重要なのです。

    第4は「他者の感情を認識する人」です。他者の感情を敏感に受け止めることができる人、そして他者が何を求めているかを察知し行動できる人は優れたEQを持っている人と言えます。

    第5は「人間関係をうまく処理できる人」です。他者の感情を理解した上で、他者の感情や行動を望ましい方向に発展させるための行動がとれるかどうかです。そのような行動をとれるかどうかで、多様な人間関係を円滑に保ち、発展させられるかが決まります。

    この5つを意識することで、自らの能力が十二分に発揮される状態になるとともに、メンバーの能力発揮を促すことが可能になるとのことです。

     

     

    9月4日 第2202例会

     9月は新世代のための月間とロータリークラブでは定めています。つまり青少年に焦点を当てた奉仕活動月間として奨励しています。

    この新世代奉仕という奉仕活動は、ロータリークラブの奉仕の考えの中から最後に出てきた活動です。その内容は、対象を12歳から30歳までの男女の新世代の基本的ニーズ(健康 人間の価値 教育 自己開発)を支援するプロジェクトを奨励する事と手続き要覧に規定しています。

    もとより青少年は、これからの社会の担い手であります。リーダーとしてより良き社会の構築に、大いに力を発揮してもらうために、その資質の向上に助力するのがこの活動の目的と考えます。

    この様にその考えは大変崇高で、異論をさしはさむ余地は少しも無いものと思います。しかし他方には、批判する内容ではないですが2012~ 2013年度のRI会長の田中作次氏がロータリーの友誌に書いておられるとおり、支援する青少年の中から将来ロータリークラブの会員に迎え入れる事を期待するむきが有るのも又偽らざる事実です。

    この様な背景は有りますが、クラブ会員が取り組むに充分な意義ある事と考えます。

     

     

    8月28日 第2201例会

    本日は今年度最初の親睦例会です。

    時刻と場所を変更して開催いたします、引き続き懇親会を予定しています。

    クラブ奉仕委員会ならびに、親睦例会委員会の 会員には本日の準備をお世話いただき有難うございます。

    親睦活動はロータリークラブ結成の原点です、どの様な活動をするにもまず複数での場合は皆の協力が大切です。

    そしてその協力の気持ちの醸成こそが、つまり親睦活動ではないかと思います、そんなわけで本日親睦例会の開催とした次第です。

    会員皆様の活発な話し合いを期待します、この様に会員同志が食事をすることは会員間の距離を近づけ、信頼を深めるのに非常に効果のあるということは皆な異論の無いところと思います。

    とにかく心を開き、今宵の一時を充分楽しんでいただきたいと思います。

    甚だ簡単ですが、これで私の挨拶および会長の時間とさせていただきます。

     

     

    8月21日 第2200例会 <藤本副会長>

    方言でしゃべる人

    国会で質問をしている議員が関西弁でまくし立てていた。矢継ぎ早に相手の弱味を突きながら、声を大にしたり抑揚をつけたりしている。テレビで中継放送もしているので、ときどきテレビカメラのほうに顔を向けたりもしている。皮肉な見方をすれば、質問をして真実を引き出すよりも、自分が質問する様子を効果的に演出しようとしているようにも見える。

    ちょっと行き過ぎで品のないきらいはあるものの、その人の個性がよく出ていた。関西弁でしゃべることによって、よくも悪くも人柄が全面的にさらけ出されている。

    旗幟鮮明(きしせんめい)なので、前向きの姿勢であることは、見る人皆に伝わる。

    しばらくして、その同じ議員が国会で、こんどは質問される側になった。質問に対して申し開きをするのであるが、非常に歯切れが悪い。関西弁は鳴りをひそめて標準語でしゃべっている。関西弁のなまりは残っているものの、できるだけ感情を抑えた標準語だ。自分を守るために心を閉ざした構えである。

    私も広島で生まれ島根で育ったので、標準語をしゃべっているつもりでも、方言のなまりはあちこちに出てくる。地方から東京にきた者にとって方言やなまりは、少なくとも当初はコンプレック

    スがある。何とか標準語を話すようにと努力する。

    だからこそ田舎に帰ったときは、方言に囲まれ自分も方言でしゃべることによって、ホッとした思いをする。

    標準語は白分の「母国語」ではないので、無意識のうちではあっても構えて話しているからだ。それに反して、自分の母国語である方言で話すときは、心を解放して自然に安心して話すことができる。それゆえ自分の感情をフルに表現することもできる。

    同郷の者同志で話すときは、方言で話せるというだけでなく、お互いの「氏素性」が知れていて隠し立てがないので気楽である。

    また、同郷ではなくとも、方言で話している人には親しみを感じる。まったく知らない方言で話されたら、理解に苦労するが、ちょっとした方言のなまりがある話し方には、気取らない、素直な感じを受ける。また、自分の個性に対して自信を持ち、前向きに生きている姿勢に好感を抱く。方言やなまりはコンプレックスの種ではなく、人からの高感度を勝ち取る強力な武器にもなる。

     

    「ちょっとしたことでかわいがられる人、敬遠される人」                         

    山嵜 武也 著より

     

     

    8月7日 第2199例会

    8月はRIが定める「会員増強および拡大月間」です。

    このテーマについては、この方法を行えば必ず効果が上がるという様なものは残念ながら見つかっていないと思っています。

    その為、それぞれのクラブがそれぞれの考えで、活動しているのが現状ではないかと考えます。

    しかし何もしなければ、何も生まれない事は事実です。

    新入会員の推薦がなかなか出来ない原因は様々あると思いますが、2012~ 2013年度のRI会長田中作次氏の、ロータリーの友誌の一文に自分がロータリークラブの会員となり、心に残るロータリー体験を信念と熱意で身近な人々

    に、伝える事が大切と書かれています。

    この一文は、増強活動を行うのに一つのヒントではないかと思います。

    やはり自分が経験した事を話すというのは説得力が有ると思います、この様に身近な人々に感心を持ってもらう事が、勧誘の一つの方法と考えます。そして人に勧めるには、私の年度方針にも掲げていますが、先ずは自分自身が楽しみ、研鑽する事が大切と考えています。

    それとこのテーマを考える時に見逃してはならない、もう一方の重要な問題として退会防止が有ります。

    常に会員が、それぞれにクラブ全体を目配りし会員の居場所を確保して、退会の気持ちが成長するのを防止する事も、大変大切なことと考えます。

    最後に今本クラブの置かれた現状を全会員が真剣に直視し、今こそ危急存亡の秋と心得、其のうえで会員一人ひとりが本当に会員増強を我が事として、以前よりなお一層の努力をかたむけ、取り組んでいただきたいと切にお願い致します。

    本日は、吉田会員増強委員長の卓話「会員増強および拡大月間に因んで」とクラブフォーラムがあります。会員皆様の活発で建設的な意見を期待しています。

     

     

     

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